ブラタモリで姫路城&飾磨津が放送!ロケ地はどこだったのか調べてみた

ブラタモリ

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2019年12月14日に、NHK総合テレビで放送された「ブラタモリ」で、姫路城が取り上げられました。

放送にあたり、姫路フィルムコミッションが「ひめじロケ地めぐりマップ」を作成し、無料で配布しています。

今回は、放送された番組内容と、こちらのマップをみながら、どこでロケをしたのか、姫路城&飾磨津のロケ地を、探ってみたいと思います。

◆NHK番組ブラタモリの放送にあたり、ブラタモリMAPを作成(姫路フィルムコミッション)2019年12月17日より

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ブラタモリが姫路城に


ブラタモリとは、NHK総合テレビで放送されている、探検・散歩バラエティー番組です。

司会のタモリさんと、NHKの女子アナウンサーで、日本各地の街並みを散策しながら、歴史の痕跡をたどっていき、街の新たな魅力や歴史・文化などを発見していきます。

番組は古地図や地理学・地質学の知識をもとに、独自の視点で展開されており、取り上げられた街が話題になることがあります。

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姫路城の案内人は千田嘉博

姫路城の案内人は、城郭考古学者の千田嘉博(せんだよしひろ)先生でした。

先生が城郭の研究を始めたきっかけになったのが、姫路城だったということです。

姫路城のロケ地

姫路でのお題は「姫路城で江戸城のロケをするのはあり⁉」ということで、テーマに沿って姫路城の魅力を深掘りしていきます。

番組の始まりは姫路城の南入口「桜門橋」からで、犬の散歩とすれ違うシーンから始まります。

門をくぐったところで、案内人の千田先生と合流します。

将軍坂

この坂は映画やドラマでよく登場する場所です。ここで今回のお題が示されます。

二の丸

二の丸の石垣が紹介されていました。ここには秀吉時代の野面積み部分が残っているそうです。

西の丸

ここで漆喰の職人さんが登場されました。

姫路城の漆喰には耐火性があり、戦災時に焼失を逃れた写真が紹介されています。

お菊井戸

播州皿屋敷で有名な井戸です。お皿を数えるお菊さんのエピソードを紹介。

備前丸

ここから見た姫路城は壮大で迫力があります。

ロの渡櫓

大天守と小天守をからなる姫路城の特徴と、天守を結ぶ廊下が紹介されていました。

喜斎門跡

番組では和船に乗って堀をすすんでいきます。この場所が堀が行き止まりになっていて、反対側を散策して堀のしくみを解き明かします。

姫路城の堀は江戸城と同じで、らせん状になっているそうです。

タモリさんが乗っていた和船は姫路藩和船文化協議会が運営されています。

季節によっては一般の方でも和船に乗ることがきます。

飾磨津のロケ地

姫路城から飾磨津の地図

飾磨津は姫路城から南へ5㎞の場所にあります。

古い町並み

飾磨津には今でも古い町並みが残っています。

向島橋

古い絵図にも描かれていた向島橋が現在にも残っています。

船役所の碑

このあたりで藩主が乗船する「御召船」が停泊していたそうです。船役所の碑が残っています。

撮影はイオンリバーシティ近くにある、宮堀橋交差点あたりを、東に進むところから始まります。

そして、古い町並みを通過し、向島橋を通って、御召船が停泊していた場所にたどりつきます。

番組では、この場所に姫路城の外港・軍港があったと紹介されていました。

停泊場所は現在、株式会社十全照会「姫路工場」の敷地になっています。

姫路城でブラタモリ!

姫路&飾磨津を紹介したブラタモリ、おもしろかったですね。

ブラタモリが姫路城を紹介するにあたって、地理的視点でおもしろいテーマといえば、姫路城周辺の開墾、船場川の海運、三左衛門堀あたりかなと思っていました。

予想を超えて、巨大水軍基地が飾磨にあったとは、驚きのテーマでした。

姫路に新たな歴史観光スポットができたように思います。

※記事中の地図は、© OpenStreetMap contributorsより作成

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