大名行列を構成する人数は何人?順番は?【服装 持ち物】姫路藩の参勤交代を再現

大名行列

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姫路市が、江戸時代の絵巻を参考に、姫路藩が行った大名行列を再現して、ミルクボーイがPRしていたので、紹介します。

絵巻には、人数が何人なのか、順番や服装、持ち物など、構成が描かれており、図を参考に大名行列が再現されています。

大名行列は、籠や傘、道具、馬、鉄砲隊、弓、荷物などで、どんな長さだったのか、距離や日数、規模、速度など、特設サイトで公開されていたので、あわせて紹介します。

【21’4/10】姫路市のliving history(生きた歴史体感プログラム)促進事業が、進捗していたので更新しました。

大名行列を構成する人数は何人?順番は?

大名行列とは、江戸時代に大名が公用のため出かける際に、随行する人員を引き連れた、行列のことです。

参勤交代をはじめ、江戸城への登城などでは、各藩の家柄や、権威を示す意味合いがありました。

行列の人数や道具、衣装などを見てみると、江戸時代に各藩がおかれた地位や、威信が確認できます。

姫路藩の参勤交代を再現

姫路城の大名行列
過去に実施された大名行列:姫路市HPより

姫路市が、江戸時代に姫路藩が実際に行っていた大名行列の、衣装や調度品を再現して、制作しています。

江戸時代の資料「顕徳院様将軍御名代上京絵図」を参考にし、姫路藩を治めた酒井家の大名行列を再現しました。

酒井家の大名行列は、先払→弓隊→槍隊→鉄砲隊→本陣→輜重隊の順番で、隊列が組まれています。

姫路藩の大名行列の規模に関しては、1741年、当時藩主の榊原政岑が参勤交代した際に、大名行列が450人余りであったと、記録が残っています。

生きた歴史体感プログラム(文化庁)


大名行列の再現は、文化庁の支援事業「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」を活用して実施されました。

姫路市では、市が所蔵する大名行列図を参考に、大名行列の衣装や調度品を再現し、歴史体感プログラムとして実施しています。

当時の衣装や生活が描かれた絵図をもとに、姫路市の歴史考証を経て、時代衣装や調度品などが忠実に再現されています。

>文化庁の支援事業 生きた歴史体感プログラム

ミルクボーイがPR


姫路市が、大名行列の魅力を広くPRするため、姫路大名行列体感事業を実施しています。

◆江戸時代の姫路藩大名行列を再現「大名行列体感プロモーション」に出身芸人ミルクボーイを起用(PRTIMES)2021年3月1日より

プロモーションには、姫路市ゆかりのお笑いコンビ「ミルクボーイ」を起用し、PR動画を公開しています。

ミルクとコーンフレーク

大名行列の再現を体感できる

再現された姫路藩の大名行列は、行列の構成や、実際に衣装を着た様子などが、特設サイトで公開されています。

高速大名行列ゲームなどもあるので、特設サイトで姫路藩の大名行列を、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

特設サイト なるほど姫路大名行列

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