地域活性化とは何か? 経済学を簡単に説明!【地方と仕事】必要な取り組みとは?

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皆さんは、地域活性化というと何を思い浮かべるでしょうか?

地方でゆるキャラを使って町をアピールするとか、ご当地グルメでにぎわい創出して、人を集めるとか、面白いイベントで楽しんでみるとか。

いろんな地域おこしのパターンがあって、それぞれ仕事になると思いますし、テレビで取り上げられたりすると気分が盛り上がりますよね。

でも私は、ふと思ったのです。

これって本当に効果があるのだろうか?地域活性化とは何か、何をすることなのだろうかと。

解決策としてたどり着いたのは、やはり“お金” だったので、地域活性化と経済学について、簡単にわかりやすく説明してみます。

地域活性化とは何か?経済学を簡単に説明

お金っていうと、ゼニに行き着いたのか!って思われるかもしれませんけど、ようするに “ 経済 ” なんです。

経済が豊かになると町は活性化するという考えに、たどりつきました。

皆さん考えてみてください。社会問題っていうのは、経済が原因で起こることが多いんですよね。

犯罪率は経済が上向けば少なくなるっていうデータがあります。

そのほかにも、離婚、自殺、貧困、少子化なんていうのも、経済が良くなると改善されていくみたいです。

地域活性化と経済学はつながる 

経済って、ふわふわっとした言葉ですよね。株価が上がることなのか?土地がバブルになるってことなのか? 身近なことなのに難しそうで、とっつきにくい感じがしますね。

テレビなんかを見ていると、経済評論家みたいなのが出てきて説明してくれますけど、基本がわかってないと、誰の意見でも正しく思ってしまいます。

髪の毛が紫色のオバサンが出てきて、超円高になって日本経済が崩壊するだとか、元外資系証券のトレーダーが出てきて、国債が暴落してハイパーインフレになるだとか。

えらい人が言っていると思って見ていると、世の中そうなるのかなと、疑う余地はありませんものね。私もそう考えていました。

外資系トレーダーの方については、著書を何冊か読んだりしていました。大学で講義をされていたことがあったので、もぐりで聴講したりもしておりました。

経済学って、何を研究テーマにしてるの?

経済学っていうのは、そもそも理科系の学問なんですよね。経済事象やその構造を数理を使って研究するみたいな。

けど、テレビに出てくる経済学者を名乗る人っていうのは、思想や感情ありきで、経済を語るんですよね。

社会を批判的に考えてる人は、不況を煽る発言をしますし、中には、一部のお金持ちに有利になるように、テレビで経済を語る人もいるみたいです。

予想が当たる経済学者がいる一方で、トンデモ理論でも経済学者を名乗る人もいます。それが経済学を分かりにくくしてるんですよね。

世界的に影響力のある経済学者とは


しかし、それは日本特有のものになりつつあります。例えば、米国ではそんな経済学者は相手にされません。

思想や感情ではなく、数理に基づいた理論で経済について議論するので、科学的なのです。

ですから、ノーベル経済学賞を受賞する経済学者が、たくさんいます。

ポールクルーグマン教授やスティグリッツ教授など、米国の経済政策にも大きく影響を与えています。

日本ではまだノーベル経済学賞が出ていません。残念ですね。経済学が遅れていたんです。

そんな中でも近年では、米国で学んだ日本の経済学者が注目を浴びるようになってきました。

イェール大学の浜田宏一教授や、プリンストン大学で学んだ嘉悦大学教授の高橋洋一教授などがそうです。

最近では高橋洋一教授なんかはテレビでよく見かけるようになりましたね。

地域活性化における国の政策

難しい理論をここでは説明しませんが、ざっくりと経済学に基づく、リフレ政策というのを、経済政策に応用すると、

① 国の経済政策では、金融政策、財政政策、成長戦略が大切。

② 地方の経済政策では財政政策と、プラスαが大切。

ということなんです。①はアベノミクスで実施されていますね。

この経済政策によって目指すところは何か?

それは、“雇用の確保”と“所得の向上” なのです。

働いていない人が職に就く、働いている人の収入が上がる。

これによって経済が活発になり、景気が良くなるということなんです。

地方の取り組みは何ができる?

②について、地方の経済政策を地方都市にあてはめてみると、財政政策というのは、都道府県および市町村の財政のことです。

公共投資を増やすなどで、雇用を創出します。

次のプラスαの部分が、それぞれの地域で、知恵の出しどころなんです。

民間企業や個人の実力が発揮できるように、制度を変えたり、助成金で補助するなどして、経済が活性化するような、雇用と所得につながる政策を実施します。

それらの指標になるものは、雇用統計や平均賃金などの統計数値になります。

財政とプラスαの政策が、雇用を生み、収入を上げ、経済を活性化する源泉になっていくのです。

地域活性化で必要なことは雇用(仕事)

長くなりましたが、地域が元気になるということは、経済が大切だということを、ざっくりと説明させていただきました。

地域活性化で必要なことは、その地域の雇用を拡大すること、即ち、仕事をつくることなんです。

雇用の拡大につながる、様々なアイデアを考え、それらを実行することです。

テレビなどで目にする情報に、なんとなく賑わっているだけでは、明るい未来はありません。

地域活性化について正しく理解することが、大切なのだと思います。

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八名一平