姫路市に大学医学部は新設できるのか?医師でもある清元市長の発言をまとめてみた

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姫路市議会の議論のなかで、大学医学部の誘致について、清元市長の発言があったので、まとめてみました。

今回は、市議会本会議のなかで、医学部の誘致について、議員から清元市長に質問がありましたので、該当箇所を会話形式にしてみました。

姫路市の救急医療体制と医師不足について

議員

姫路市で2007年12月に発生した、いわゆる、救急患者たらいまわし死亡事故がありました。

この件で、姫路市および播磨地域での医師不足が顕在化することとなりました。

その後、兵庫県など関係機関と連携されて、さまざまな対応がとられてきましたが、しかしながら、姫路および播磨地域の医師不足と、救急医療体制には、まだまだ課題が残されています。

当地域における、救急医療体制と、医師不足の現状と認識について、お聞かせください。

市長

姫路市および播磨地域における、救急医療体制と、医師不足の現状と認識につきましては、平成28年度調査の人口10万人あたりの医師数では、姫路市は217.2人、播磨姫路圏域では197.1人であり、全国平均の251.7人や、県平均の253.2人を下回っている状況であります。

また、阪神圏域や大学医学部が多く設置されている、他の中核市との比較においても、医師数が少ない状況であります。

~中略~

姫路市といたしましては、さらなる医師確保の取り組みを、進めていく必要があると認識しているところであります。

大学医学部の誘致について

議員

医師である清元市長が誕生し、市民の多くは、安心して生活できる医療体制の構築に期待をしています。

医師不足への対策、安心できる医療体制の構築のためには、姫路市を含む播磨地域への、大学医学部誘致が最善と考えます。

市長の考えをお聞かせください。

市長

大学医学部の誘致につきましては、誘致が実現すれば、地域の医師不足の解消につながるほか、地域医療の高度化など、医療サービスの充実も期待できるものと考えられますが、医学部の新設設置は、現状、国の方針により、極めて困難であると認識しております。

しかしながら、医学部の新設誘致は、医師確保や高度医療の研究推進等の効果が期待できるため、たとえ時間を要するとしても、地道に国等の動向に注視してまいりたいと考えております。

その上で、医師確保および、救急医療体制の構築につきましては、将来の活躍が期待される医師、医療従事者が集まるリーディングホスピタルを目指している、播磨の高度医療を担う、県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の円滑な開院に協力し、同センターの教育研修機能の確立に、期待するとともに、市内基幹病院等における医師確保についても、関連機関との信頼関係を醸成しながら、検討をすすめてまいります。

また、本市が導入を進め、同センターと併設する医療系高等教育研究機関での、今後の取り組みが、将来的に、医学部誘致や、地域医療の高度化などにつなかればと期待しております。

議員

全国的にみても姫路・播磨地域の医師不足ということが、医療業界では指摘をされています。

現在でも中央(国)の方では、医療従事者の需給に関する検討会で、検討されているようです。

現在は、医師の臨時定員ということで、約1000人ぐらい定員を増やしていると報道されています。

このなかでも、令和2、3年度については、現状の定員を維持をするという、令和4年以降については、医師の働き方改革に関する検討会の結論を踏まえて、再度検討を行うということが報道されています。

医科系の大学、医学部の誘致が、播磨地域の悲願であると思っています。

医師である清元市長を先頭に、この時に、しっかりとそういう道筋をつけていっていただきたいなと念願しております。

県立はりま姫路総合医療センターに期待

県立はりま姫路総合医療センターの完成イラスト

姫路市に大学の医学部、誘致してほしいですね。

市長の発言を聞いてみると、現在の国の方針では、新規の医学部の認可は難しいと考えているようです。

しかしながら、新しくできる、県立はりま姫路総合医療センターにおいて、教育研修機能がうまく充実できれば、将来的には、可能性があるというところでしょうか。

今回のコロナウイルスによる騒動で感じましたが、医療体制の充実は、平時ではなく緊急時において、重要になるものだなと思いました。

姫路・播磨地域の医療体制や医師数について、せめて、全国レベルの水準になるのを、期待したいと思います。

姫路市HP 救急医療体制の検討について

姫路市の地域医療をめぐる現状について(姫路市PDF

※本記事は、姫路市議会インターネット中継(令和元年12月9日本会議)を参照して作成しました。

>医師不足の真実『日本の医療格差は9倍』を見てみる

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