都道府県で選抜された、中学生が参加する「第10回 科学の甲子園ジュニア全国大会」が、兵庫県姫路市で開催されます。
科学の甲子園の目的とは何なのか、第9回の結果、オンライン開会式などあわせて、2022年に姫路で開催される、科学の甲子園ジュニアを紹介します。
科学の甲子園ジュニア全国大会が姫路で開催

科学の甲子園ジュニアとは、中学生がチームで、理科・数学・情報など、複数分野で競技を行う大会です。
JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が主催し、同じくJSTが主催する「科学の甲子園」の中学版として、位置付けられています。
全国大会では、各都道府県から選抜された47チームが、都道府県を代表して、科学の思考力・技能を競い合います。
科学の甲子園の目的とスローガン
※第7回科学の甲子園ジュニア全国大会の様子
全国の中学生が、都道府県を代表して競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」は、平成25年に創設されました。
JSTでは、子供の発達段階に応じて、才能を伸ばせるよう、体系的な人材育成を推進しています。
第9回 科学の甲子園ジュニア全国大会の結果
令和3年に実施された第9回全国大会では、東京都代表チームが優勝しました。
◆第9回科学の甲子園ジュニア全国大会が開催されました(科学技術振興機構報道発表)2022年1月17日より
都道府県大会(予選)
都道府県大会では全国の中学1、2年生24,070人がエントリー。
全国大会
各都道府県から選抜された6人が1チームとなり、合計47チーム、282人の中学生たちが、各会場で物理、化学、生物、地学、数学、情報の筆記競技に取り組む。
優勝:東京都代表チーム
第2位:富山県代表チーム
第3位:京都府代表チーム
筆記競技の総合得点(各分野50点の計300点満点)による
2022年は兵庫県姫路市で開催予定

「第10回 科学の甲子園ジュニア大会」は、兵庫県姫路市で開催される予定となっています。
姫路市での開催日程は、令和4年12月上旬の予定です。
【追記】開催日時が決定
日程:令和4年12月2日(金)~12月4日(日)
場所:姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ
オンライン開会式を見てみる
令和3年12月に開催された、第9回全国大会の開会式は、オンラインで実施されています。
画面を通して、実際に参加しているような、開会式になっているので、科学に関心のある中学生といっしょに、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
>科学の甲子園ジュニア 公式サイト
【目的】
科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成すること。
【スローガン】
広げよう科学のこころ つなごう友情の絆