姫路市が姫路城の保存修理に寄付することで、瓦に名前を記名できる特典がある、ふるさと納税の取り組みを始めました。
コロナウィルスの影響により、姫路城保存継承の新たな取り組みとして、クラウドファンディングで寄付を集めるプロジェクトを開始しています。
姫路城に寄付でふるさと納税
新型コロナウイルス感染症の影響による来城者の減少により、姫路城の保存・継承事業に大きな影を落としている現状を打破すべく、姫路城保存継承のための新たな寄附を集める取組として、ガバメントクラウドファンディングによる世界遺産姫路城保存継承プロジェクトを創設しました。
情報源:ガバメントクラウドファンディングによる世界遺産姫路城保存継承プロジェクトの創設について(姫路市)
ふるさと納税で姫路市に寄付するしくみ
自治体が抱える問題を解決するため、ふるさと納税寄附金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感をいただいた方からご寄附を募る仕組みです。
今回、姫路市は、ガバメントクラウドファンディングという方法を使って、寄付を募っています。
これは、自治体が実施する、ふるさと納税の制度を利用した、クラウドファンディングのしくみです。
自治体へ寄付する制度ですので、条件の範囲内で所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
姫路城の瓦に記名できる権利
また、個人で3万円以上のご寄附をお申し込みいただいた方には、令和2年度の姫路城改修工事で使用される瓦記名の権利がございます。(抽選100名)
今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングの返礼品として、個人で3万円以上の寄付には、姫路城の瓦に記名できる権利が用意されています。
2020年度に予定されている「井郭櫓」及び「ちの門」の保存修理工事で、使用する瓦に記名できます。
ふるさと納税の限度額を計算してみる

クラウドファンディングのサイトを見てみると、条件に応じた控除上限額が、かんたんシュミレーションできるようになっています。
ふるさと納税を検討している方、また、まわりに検討している方がいらっしゃれば、サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
保存継承プロジェクト ふるさとチョイス
姫路市ふるさと納税 公式サイト