姫路を中心に活動する、オタ芸グループ「リデルタ」が、Eテレの番組に出演して話題になっています。
そもそも、オタ芸(ヲタ芸)とは何なのか、どんな種類があるのかなどもあわせて、リデルタについてまとめてみました。
リデルタ(Re_delta) 姫路のオタ芸メンバー
◆星野源・BiSH・BUMP OF CHICKENらの名曲を表現!ヲタ芸世界大会の日本代表に密着(テレビドガッチ)2019年10月16日より
リデルタ(Re_delta)は、兵庫県姫路市を中心に活動しているオタ芸グループです。
10代から20代の社会人と高校生で構成されています。
リデルタのメンバーは、YouTubeで動画を配信したり、イベントへ出演するなど、幅広くオタ芸の活動をされています。
Eテレの番組では、リデルタに密着取材を行い、ビヤガーデンや夏祭りなどのイベントに出場するまでの過程を、ドキュメントとして紹介されています。
オタ芸(ヲタ芸)とは
オタ芸とは、アイドルを応援するため、曲に合わせて踊ったり、合いの手をいれたりすることを言い表し、「オタ」はオタクの略で、「オタ芸」または「ヲタ芸」と呼ばれるようになりました。
2000年頃から現れたオタ芸のなかには、やがて、極めて高度な技を披露するチームが現れるようになり、オタ芸がネット動画で発信されるようになります。
現在では、これらの動画に影響を受け、日本だけでなく海外でも、オタ芸を披露する人が増え、オタ芸はアイドルの応援とは別次元の、独立したパフォーマンスへと進化しています。
オタ芸(ヲタ芸)の種類
オタ芸では、サイリウムという蛍光で光るペンライトを使用します。
技の種類は1000以上あると言われ、それぞれの技には、振り子のような動きが特徴の「ロマンス」、両腕を回転させて勢いよく振り下ろす「ロサンゼルス」など、名前がついています。
これらの技を組み合わせて、ひとつの完成したパフォーマンスに仕上げていきます。
サイリウムダンスの世界大会へ
オタ芸の世界大会では、各国の予選を勝ち抜いた代表が日本に集まり、オタ芸の世界一を決めます。今年で2回目の開催になります。
>オタ芸(サイリウムダンス)世界大会 公式サイト
世界的には「オタ芸」ではなく、「サイリウムダンス」と呼ぶようです。
リデルタはチーム部門において日本予選を勝ち抜き、世界大会ファイナルに日本代表として出場することが決まっています。
世界大会の決勝は12月、東京で開催されます。
姫路を拠点にするヲタ芸グループが、世界のステージで活躍するのが楽しみです。