書写山円教寺の見どころ・魅力8選!【歴史 建物】観光におすすめの楽しみ方とは

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兵庫県姫路市にある、書写山円教寺の見どころ・魅力を、歴史のエピソードや建物を中心に、8つのポイントで、まとめてみました。

書写山円教寺は、書寫山圓教寺と表記される、千年以上の歴史がある寺院で、史跡や重要文化財がいくつもあります。円教寺の読み方は「えんぎょうじ」です。

西の比叡山とも呼ばれ、西国三十三所観音霊場で有名な、書写山円教寺の楽しみ方と、観光におすすめの見どころ・魅力を紹介します。

書写山円教寺のマップとアクセス


書写山円教寺は、兵庫県姫路市にある天台宗の寺院です。書写山の山上一帯が境内になっており、建物・お堂が広がっています。

書写山円教寺のマップ・地図
ロープウェイ案内板より

書写山円教寺につづく東坂参道の途中までは、ロープウェイが敷かれており、姫路で人気の観光スポットになっています。

【書写山円教寺のアクセス方法】

書写山

書写山円教寺の由来と歴史

性空上人の木像
性空上人の木像 姫路市HPより

見どころ・魅力 ① 創建した性空上人

書写山円教寺は、966(康保3)年に、性空上人が開いたお寺です。

書写山の名称は、それ以前は、素戔(そさ)山と称していましたが、性空上人が登山の途中に、仙人のお告げによって、書写山と改めたといいます。

【参考】書写山開山の起源 (広峰神社の記事より)

性空上人とは
平安時代中期の天台宗の僧侶。京都生まれ。36歳で出家し修行を重ね、966年、播磨国書写山に圓教寺を創建。享年98歳と伝わる。

性空上人について、明治時代の姫路ガイド『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』のなかに、このような記述があります。

智慧は深く徳は高く、その名は全国に聞こえ、時の天皇も大変尊敬された。

『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p72より

書写山円教寺は、京都から遠いにもかかわらず、皇族・貴族の信仰があつく、時の天皇や皇后も来臨されています。

ラストサムライなど映画撮影のロケ地


見どころ・魅力 ② ラストサムライのロケ地

書写山円教寺は、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地になったことで有名です。

トム・クルーズや渡辺謙が出演する、ハリウッド映画が、姫路で撮影されたということで、大きな話題になりました。

トムクルーズ・渡辺謙のサイン色紙

書写山円教寺では、ラストサムライの他にも、関ケ原、本能寺ホテルなどの映画撮影や、テレビ番組の収録が行われています。

ロープウェイ乗り場の駅舎には、出演者のサイン色紙が、飾ってあります。

秀吉・官兵衛の中国攻め拠点にも


見どころ・魅力 ③ 戦国時代には中国攻めの拠点に

書写山は、秀吉が信長の命で、中国攻めする際に、拠点となっています。

天正六(1578)年の羽柴秀吉による播磨攻めの際に、その年の三月六日に本陣をこの山に定めてから数ヶ月間で全山は急速に衰退したが、八月二十三日に播磨攻めが一段落ついて元通りとなり、二十四日、東坂本村に五〇〇石を授かった。

『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p73より

その後、徳川幕府の時代になって、八三三石を賜ったということです。

本多家・榊原家・松平家の墓所がある

本多家の墓所
本多家の墓所

見どころ・魅力 ④ 姫路城主が墓所を置く由緒あるお寺

池田輝政が姫路城を建てたあと、江戸時代には、池田、本多、松平、榊原、酒井の5家が、入れ替わりで姫路藩を治めました。

書写山円教寺にはそのうち、本多家、榊原家、松平家の墓所があり、いくつもの姫路城主のお墓があります。

和泉式部が来て歌を詠んだ

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小倉百人一首 Wikipediaより

見どころ・魅力 ⑤ 百人一首で有名な和泉式部が来た

書写山円教寺には、性空上人と同じ時代に生きた、百人一首で有名な和泉式部が、京都から訪問しています。

和泉式部とは
平安時代中期の女流歌人。勅撰集に多数の歌が選ばれ、平安中期最高の歌人ともいわれる。作品に「和泉式部集」「和泉式部日記」など。

その時のエピソードが、明治時代の姫路ガイド『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』に、記述されています。

一条天皇の皇后・上東門院は和泉式部ら六人を従えて登山なされた。上人はこれを避けてお会いにならなかったので、式部が

暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき 遙かに照らせ 山の端の月

と歌を詠むとついに面会され、上東門院は喜びのあまりに ~

『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p72より

この時に和泉式部が詠んだ歌は、勅撰「拾遺和歌集」に収録されており、書写山円教寺の境内には、歌塚塔があります。

武蔵坊弁慶さんの怪力伝説

Kuniyoshi Utagawa, Heroes of china and Japan 3.jpg
江戸時代の浮世絵 Wikipediaより

見どころ・魅力 ⑥ 怪力で有名な弁慶さんの伝説

強い者の象徴として描かれる、弁慶さんが、一時、書写山円教寺に身を置いたといわれており、エピソードが残っています。

武蔵坊 弁慶とは
平安時代末・鎌倉時代の天台宗の僧兵。源義経に仕えた、怪力無双の荒法師として知られる、伝説の人物。強い者や豪傑の代名詞として広く用いられる。

武蔵坊弁慶のお手玉石

写真にある2つの石は、護法石という名称で、別名「弁慶のお手玉石」と呼ばれています。

弁慶さんは、この大きな石で、お手玉をしたといわれています。

書写山円教寺には、この他にも、弁慶さんのエピソードが残っていますが、だいぶ盛った感じなのが、魅力的です。

建物・仏像などの重要文化財

書写山圓教寺ウォーキングマップ・歩き方
書写山圓教寺 ウォーキングマップより

見どころ・魅力 ⑦ 歴史的文化財の建築物・仏像が見られる

書写山円教寺の境内には、数多くの建物・仏像などの重要文化財があり、全体が歴史ミュージアムのようになっています。

どの施設も魅力的ですが、メインとなるのは、中央赤丸で示した「摩尼殿」と、その西に四角で示した「三つの堂」です。

摩尼殿

書写山円教寺の摩尼殿

摩尼殿(まにでん)は、書写山円教寺の観音信仰の中心となるお堂です。西国三十三所観音霊場の第二十七番札所になります。

西国三十三所観音霊場とは
近畿地方を中心とした、観音信仰の霊場33カ所の総称。これらの霊場をめぐる巡礼は、日本で最も歴史のある巡礼路となる。
全ての観音様を参拝すると、現世で犯したあらゆる罪業が消滅し、極楽往生できるといわれている。

西国三十三所観音巡礼は、文化庁の「日本遺産」に認定されています。

1300年つづく日本の終活の旅〜西国三十三所観音巡礼(文化庁)

三つの堂 (大講堂・食堂・常行堂)

書写山円教寺の三つの堂

大講堂・食堂・常行堂の、3つの堂は「三之堂」と称され、修行道場としての書写山円教寺の中心です。

建物がコの字型に配置されており、中央が広場になっています。写真右の大講堂が、書写山円教寺の本堂になります。

開山堂と力士の伝説

書写山円教寺の開山堂

三つの堂の西には、開山堂があります。開山堂は、性空上人をまつったお堂で、等身大の木像が納められています。

軒下の四隅に、力士の彫刻がありますが、北西の隅にいた力士は、重さに耐えかねて逃げ出したという伝説があります。

仁王門

書写山円教寺の仁王門

書写山円教寺につづく、東坂の参道を進むと、仁王門があります。ここからが書写山円教寺の聖域とされます。

正門となる仁王門は、両側に仁王像が立っており、あいだを通って境内に入っていきます。

仁王とは
寺門の左右にあって、外敵を払う守護神。金剛力士ともいう。口を開けた阿形(あぎょう)と、閉じた吽形(うんぎょう)が一対となる。

書写山円教寺を世界遺産と比較してみた

見どころ・魅力 ⑧ 世界遺産級の価値

書写山円教寺を、有名な世界遺産の年代と、比較してみました。

天守(連立天守群・国宝)
姫路城<Wikipediaより

■姫路城(日本)
池田輝政が姫路城を建てたのが、1600年からなので、書写山円教寺の歴史は、姫路城の2.5倍以上も、長いということになります。

Horyu-ji National Treasure World heritage 国宝・世界遺産法隆寺85.JPG
法隆寺<Wikipediaより

■法隆寺(日本)
聖徳太子ゆかりの法隆寺は、創建が607年で、世界最古の木造建築物になります。書写山円教寺が創建された350年ほど前にできています。

Mont-Saint-Michel vu du ciel.jpg
モンサンミッシェル<Wikipediaより

■モンサンミッシェル(フランス)
モンサンミッシェルの起源は7世紀で、966年、湾の小島に修道院ができました。年代的には書写山円教寺と重なります。

Sagrada Familia 02.jpg
サクラダファミリア<Wikipediaより

■サクラダファミリア(スペイン)
1882年に着工した、建築家ガウディが手掛けた教会です。いまだに未完成で、完成は100年後ともいわれています。

Angkor Wat.jpg
アンコールワット<Wikipediaより

■アンコールワット(カンボジア)
12世紀前半に創建されたヒンズー教の寺院です。16世紀後半に仏教寺院に改修されています。

タージ・マハルタージ・マハルの位置(アーグラ)
タージマハール<Wikipediaより

■タージマハール(インド)
ムガール帝国の皇帝が、愛妃のために建設した、総大理石の墓廟です。1632年着工、1653年竣工とされるので、姫路城と同じぐらいの年代です。

80 - Machu Picchu - Juin 2009 - edit.jpg
マチュピチュ<Wikipediaより

■マチュピチュ(ペルー)
南米ペルーの標高2430mにある、15世紀までつづいた、インカ帝国の遺跡です。書写山の標高は371mです。

観光におすすめの楽しみ方

書写山円教寺のはづき茶屋
はづき茶屋の紫黒米甘酒

書写山円教寺には、平安時代から千年以上も続く、歴史の魅力があり、境内には建物・仏像など、見どころがたくさんあります。

施設にはそれぞれ、案内板が設置してあるので、少し立ち止まって、歴史の意味合いを発見しながら、散策してみるのがおすすめです。

境内には一服できる、お茶屋さんもあります。

天気の良い日は、書写山円教寺の観光に、出かけてみてはいかがでしょうか。

>『書写山―遊歩ガイド』を見てみる

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