広峯神社(姫路市)に山頂駐車場から行ってみた!官兵衛神社の完成が歴史的!

官兵衛神社

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兵庫県姫路市の広峰山にある、広峯(ひろみね)神社と、境内にできた、黒田官兵衛をまつる「官兵衛神社」を紹介します。

広峯神社は、歴史ある神社で、明治時代の姫路ガイド『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』のなかに、市中近くにある神社「二十四社」を紹介した後に、こんな記述がありました。

二十四社以外で姫路付近にある名高い神社は廣峯神社と松原神社である。

現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p60 より

広峯神社が、名高い神社であるというので、山頂駐車場に車を停めて、行ってみました。

広峯神社 (廣峯神社) とは


広峯神社は、兵庫県姫路市、広峰山の山頂付近にある神社です。

● 住所:姫路市広嶺山52
● 祭神:素戔嗚尊、奇稲田媛命、八王子神
● 創建:734年
● 建立:972年(現在地に本殿建立)

広峯神社の場所とアクセス


広峯神社は姫路市中心部の北方で、広峰山の山頂付近にあります。

JR姫路駅から駐車場までは、車で30分ほどで行くことができます。

広峰山は標高311m。広峯神社からは、姫路城をはじめ市街地を一望でき、天気の良い日には瀬戸内海の景色も見渡せます。

>広峯神社へのアクセス(PDF

広峯神社の歴史と吉備真備

現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌 』によると、広峯神社について、このように記載されています。

この神社は733年(天平5年)3月18日、遣唐留学生の吉備真備が唐から帰国した際に、時の帝であった聖武天皇に奏上して、翌年素盞山の山上に造営したものであるが、それから136年後の清和天皇の御世である869年(貞観11年)の春に至り、王城鎮護のために京都に遷った。現在の衹園神社(八坂神社)がこれである。

現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌 』p61より

要するに、遣唐使の吉備真備(きびのまきび)が、唐から帰ってきた時に、当時の聖武天皇にお願いして、素盞山(現在の書写山)の山上に、神社を造りました。

広峯神社と八坂神社の関係

その後、清和天皇のときに、王城鎮護(天皇の都をまもること)のために京都にうつった。

これが、現在の八坂神社であるということです。

そしてその後もその跡地には同じ神をまつっていたが、それからまた90年余り後、性空上人が同山に円教寺如意輪堂を営んだので、神仏混淆を嫌い、また6年後、すなわち972年(天禄3年)に、当時白幣山といった現在の広峰山に遷されたのである。

現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌 』p61より

神社を京都にうつした書写山の跡地には、その後も同じ神をまつっていました。

それから時が経ち、性空上人(円教寺を創った僧侶)が、書写山にお寺を開いたので、神様と仏様がいっしょになるのを嫌って、972年、現在の場所に神社をうつしたということです。

広峯神社の山頂駐車場から行ってみた

廣峯神社yの鳥居

広峯神社の入口にあたる、山頂付近までは、車で行くことができます。

鳥居の前には停車場、少し手前に駐車場がありますので、そこに車を停めて歩いて行きます。

駐車場からの山道

鳥居をくぐると静粛な山道が続いています。谷側には提灯が並んでいます。

廣峯神社の石段

鳥居から10分ほど歩いて上っていくと、広峯神社の表門が見えてきます。

廣峯神社の門

階段を上ったところに立派な表門があります。姫路市の重要文化財です。

廣峯神社から望む市街地

表門を背にして眺める景色がこちら。天気が良ければ市街地から瀬戸内海まで見渡せます。

廣峯神社の本殿

表門をくぐってすぐに、正面に見えるのが拝殿です。この奥に本殿があります。どちらも国指定重要文化財です。

廣峯神社の鈴

さっそく参拝してみました。令和に変わったところで、お祝いムードでした。

黒田官兵衛ゆかりの官兵衛神社

官兵衛神社

拝殿に向かってすぐ左に「官兵衛神社」が建立されていました。

◆軍師・官兵衛の神社完成 姫路・広峯神社(産経新聞)2019年11月29日
http://bit.ly/35zOP7L

広峯神社は黒田官兵衛の祖父の代から縁があったといい、境内に「官兵衛神社」を建立することになったそうです。

玉垣に名前のある黒田さんは、やはり黒田官兵衛の子孫なのでしょうか。

官兵衛さんが亡くなられて400年以上経ちますが、系譜の歴史を感じます。

参考

黒田官兵衛の物語を描いた「播磨灘物語」を紹介

姫路城の歴史をまとめた本 絶対にオススメしたい6選

玉垣 黒田和司 黒田昭

新しい社殿はキレイでした。令和の新しい時代を象徴しているようです。

参拝していると、気分もリフレッシュできるなと思いました。

広峯神社が官兵衛神社を建立するまで

摂社・末社の建立年代
神社境内の案内板より

官兵衛神社のように、神社の境内に新しくご神体を納めて、新殿ができるというのは、貴重な出来事なのではないでしょうか。

広峯神社には、他にもいくつかの社殿がありますが、その建立された年代からみても、今回の官兵衛神社における貴重さがわかります。

令和の時代を迎えた、今だからこそ実現できたのかもしれません。

広峯神社に初詣

官兵衛神社は2020年1月に最初のお正月を迎えます。

新殿で話題の広峯神社へ、初詣に出かけてみてはいかがでしょうか。

廣峯神社 公式サイト

> 神社にお参りする時は、この本を読んでから行こう。愛と涙と勇気の神様ものがたり 『まんが古事記』を見てみる。

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