姫路城の見どころ・魅力を徹底ガイド!天守閣おすすめポイントと内部に登る楽しみ方

姫路城(himejijyou)

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世界遺産姫路城の見どころや魅力について、詳しく説明したものを簡単にまとめた、おすすめポイントを紹介します。

姫路城は中に入れるので、内部の仕掛けや景色など、天守閣を見学する見どころスポットがたくさんあります。

姫路城の天守閣に登る、有料エリアの案内図、所要時間とあわせて、別名「白鷺城」の楽しみ方をガイドします。

姫路城の見どころ・魅力を徹底ガイド

世界遺産 姫路城 (別名:白鷺城)

姫路城は、姫路市街の北側にある、姫山に築かれたお城です。大天守と3つの小天守からなる連立式で、別名「白鷺城」とも呼ばれます。

2021年7月時点で、日本国内で25件の登録がある、ユネスコ世界遺産のひとつで、法隆寺とともに最初に登録された文化遺産です。

姫路城の指定・登録
・1931(昭和6)年 天守閣が国宝に指定
・1951(昭和26)年 新国宝に指定
・1993(平成5)年 世界文化遺産に登録

日本の世界遺産一覧 (文化庁)

姫路城の基本情報

所在地兵庫県姫路市本町68番地
階・高さ5層6階、地下1階、最高高さ 46.35m
大天守延床 2,409m2
内曲輪敷地 230,000m2
築年数約400年
姫路城大天守 保存修理工事 (鹿島建設HP)より抜粋

姫路城の構造・建築を簡単に解説

姫路城の構造・建築


姫路城の天守閣に登る際には、お城ができた由来や、ゆかりの人物のエピソードなど、ざっくりつかんでおくと、よりいっそう楽しみ方が広がります。

姫路城が別名「白鷺城」と呼ばれる由来

市鳥シラサギ 姫路市HPより

姫路城は、別名「白鷺城」とも呼ばれます。読み方は「しらさぎじょう」もしくは「はくろじょう」です。

白鷺とは
サギ科の鳥のうち、全身白色の「白いサギ」の総称。コサギ、チュウサギ、ダイサギなど。

白鷺城の呼び名の由来には諸説があり、橋本政次「姫路城の話」のなかでは、4つの説が挙げられています。

なぜ姫路城は白鷺城と呼ばれるのか
  • 同じ山陽道に、黒い外観で「烏城(うじょう)」と呼ばれる、岡山城がならんでおり、白鷺城と対照的に呼んだ。
  • 姫路城の天守が建っている姫山のことを、もっぱら鷺山ともいったので、鷺山の城ともいった。
  • 建物外観が白く美しいので、あたかも白鷺が飛んでいるように見えるから。
  • 古来より五位鷺(サギ科の鳥)が、多く生息していたから。

姫路城の案内図 (有料エリアのマップ)


姫路城は、兵庫県姫路市にあります。

姫路市の位置は、兵庫県の南西部で、南が瀬戸内海に面していて、小高い山に囲まれています。

中心市街地には、新幹線と在来線3路線が乗り入れる、JR姫路駅があり、姫路城は駅の展望デッキから見える距離にあります。

姫路城は何県?場所を分かりやすく解説

日本の世界遺産 姫路城 (白鷺城)

こちらが、JR姫路駅の展望デッキから、姫路城の方向を見た景色です。

目の前にある広場の正面に、目抜き通りの「大手前通り」が、まっすぐに続いていて、姫路城を眺められます。

お城までの間には、碁盤の目のように、市街地が広がっているので、姫路ならではの老舗や、食事処が楽しめます。

姫路城の城内マップ

こちらが、姫路城の有料エリアを示した案内図です。

有料エリアに入るとすぐに、菱の門があり、いくつもの門を通りながら、天守閣に登城していきます。

天守閣を見学して、順路を進んでいくと、もとのチケット売場に、一周して戻ってくるようになっています。

姫路城の入口はどこ?入城口への行き方

姫路城天守閣の魅力と建物の楽しみ方

姫路城の天守閣

姫路城の天守閣は、大天守と小天守がつながった、一体的な景観となっており、見るポイントによって異なる景色が楽しめます。

なぜ姫路城の天守と櫓は美しいのか

姫路城大天守・小天守の配置
衛星写真より作成

姫路城を真上から見てみると、メインとなる大天守と、3つの小天守が、四角く配置され、渡櫓(やぐら)でつながっているのが分かります。

それぞれの天守が、等間隔で並んでいるのではなく、微妙にずれて並んでおり、どの方向からも美しく見える工夫が施されています。

姫路城の連立式天守はどちらが正面?外観が綺麗に見える美しい全景を比較してみた

姫路城の石垣に魅力満載

姫路城

姫路城をつくる際には、大量の石が集められて、基礎となる土台が築かれています。

お城の石垣は、築かれた年代によって技術が異なり、姫路城では、秀吉時代に築かれた部分も見ることができます。

周辺の山々から採石された石もあるといわれ、重い石をどこで採石して、どのように運んだのかと考えると、お城の魅力が広がります。

姫路城のビュースポット

姫路城

姫路城では、春・夏・秋・冬の季節によって、お城を背景にした様々な景色が楽しめます。

雑誌の紹介などで、よく見かける定番の角度から、少し離れた周辺の山々まで、様々な写真撮影スポットがあります。

季節・時間・場所を考えながら、アングルを変えて、美しいフォトグラフが楽しめるのも、姫路城の魅力のひとつです。

姫路城に登る内部のおすすめポイント

姫路城の天守閣に登る

こちらが、姫路城のチケット売場です。ここから先が、姫路城の有料エリアになっています。

姫路城は、外から見る景観を楽しむことができますが、有料エリアに入って、天守閣の内部に登るのがおすすめです。

ここで受付している、姫路城シルバーガイドや、音声ガイドを利用して、ガイドを受けながら姫路城を観覧すると、よりいっそう楽しめます。

菱の門から三国堀

姫路城の三国堀

有料エリアに入るとすぐに、姫路城の表玄関となる、菱の門があり、右手に三国堀が見えてきます。

三国堀は、天守閣が建っている姫山と、西の丸がある鷺山の間に設けられた、四角い堀です。

三国堀の水面には、天守閣が映り込むので、天候など条件が整うと、美しい逆さ姫路城が撮れるスポットです。

西の丸庭園と化粧櫓

姫路城の西の丸庭園

三国堀の西側には、天守閣が完成した後に、伊勢桑名から移封した、本多忠政によって築かれた、西の丸があります。

現在の西の丸は、庭園になっていますが、当時は御殿が建っており、御殿を囲んでいた百間廊下や化粧櫓が、現在でも残っています。

西の丸の百間廊下
西の丸の百間廊下

西の丸は、本多家の移封にともない、本多忠刻と再婚した徳川家康の孫、千姫が暮らした場所として有名です。

西の丸の百間廊下と化粧櫓は、内部を観覧できるようになっており、暮らした資料が、展示されています。

歴史を説明したパネルや、白壁の材料など、姫路城に関する詳しい資料が見られるので、じっくりとお城を楽しむ方におすすめです。

千姫

暴れん坊将軍のロケ地で有名な将軍坂

暴れん坊将軍で有名な姫路城のロケ地

こちらは「はの門」の手前にある、ゆるやかな坂道です。

この場所は、時代劇「暴れん坊将軍」の名場面が、撮られた場所として有名で、通称「将軍坂」と呼ばれています。

暴れん坊将軍とは
1978年から2002年にかけて、テレビ朝日系列で放送されていた、時代劇のシリーズ番組。主演は俳優の松平健(マツケン)で、江戸幕府8代将軍の徳川吉宗を、長年演じ続けた。

番組のなかで毎回登場する江戸城は、実は姫路城で、西の丸や将軍坂など、姫路城で撮影されることも多かったようです。

NHK総合テレビ「ブラタモリ」姫路城の放送では、オープニングの場所となっており、ここで今回のお題が示されていました。

ブラタモリひめじロケ地マップ

天守閣を支える東大柱・西大柱

姫路城の模型
大柱のイメージ

姫路城の天守閣は、地上6階・地下1階の、7階構成になっており、中心部には、2本の大きな柱があります。

東西に並ぶ、東大柱・西大柱の長さは、24.6mにもなります。(※パンフレットより)

姫路城の東大柱・西大柱

天守閣に登ると、東大柱と西大柱を、実際に手で触りながら、間近で見ることができます。

城内の瓦にある紋

姫路城の瓦紋

姫路城では現在でも、建物の瓦などの、いたるところに、紋が残っています。

なかには、キリシタンであった黒田官兵衛にゆかりがあるといわれる、十字の紋瓦も見られます。

それぞれの紋は、ゆかりの人物を表しているので、歴史の背景とあわせて、お城を楽しむポイントです。

歴代城主の家紋一覧

姫路城の内部にある仕掛け

姫路城を敵から守る工夫

姫路城では、戦に備えた防御の仕組みが、いたるところで見られます。

当時の人が考えた、敵から守る工夫が、そのまま残っているのも、姫路城の見どころです。

武具掛け (火縄銃・槍など保管する)

姫路城の武具掛け

天守閣の壁面には、火縄銃や槍などを保管しておく、数多くの武具掛けがあります。

武具掛けには、火縄銃300丁、槍70本が掛けられるようになっており、姫路城が武器倉庫として使われていたことを示しています。

武者隠し (秘密のからくり隠し部屋)

姫路城の武者隠し

天守閣の3階、フロアの四隅には、ひそかに兵を配置できる隠し部屋「武者隠し」があります。

万が一にも敵に侵入を許した場合に、隠れた兵が応戦するという、秘密のからくり部屋です。

姫路城のからくり隠し部屋

武者隠しのなかには、扉が開いている箇所があり、中には入られませんが、内部を覗くことができます。

石落とし (攻め込む敵から守る工夫)

姫路城の石落とし

天守閣の1階には、石垣を登って攻めてくる敵に石を落とす、石落としがあります。

壁の一部が、出窓のようになっており、出窓の底部分にあたる扉を開くと、真下に石垣がみえるようになっています。

姫路城の秘密の仕掛け
西の丸で見られる開いた石落とし

こちらは、西の丸にある石落としです。開いた扉から、下の石垣をのぞけるようになっています。

姫路城

こちらが、天守閣の外側から、石落としを見たところです。

石垣を登ろうとした敵は、この角度で、隙間から石が落とされます。

姫路城の景色を最上階から眺める

姫路城の展望台

天守閣の最上階は、展望台のようになっており、周辺の景色が、東西南北に開けています。

姫路城の高さ

海抜 91.9m
‐大天守高さ31.5m
‐‐天守台高さ14.8m
‐‐‐姫山の高さ45.6m
(※パンフレットより)

姫路城の最上階から見た景色

晴れた日には、天守閣の最上階から南方向に、瀬戸内海まで望むことができ、約6㎞先にある、臨海地域の煙突が見えます。

窓からは、屋根が間近に見えるので、瓦や漆喰の盛り方など、遠くからでは判別できない、建物の細部を見ることができます。

姫路城の鯱(しゃちほこ)を年代で比較

姫路城のシャチホコ

姫路城の鯱は、時代とともに取り換えられており、明治・昭和・平成の改修時に交換されて、昔のものが姫路城内で展示されています。

鯱(しゃちほこ)とは
屋根の上の両端につけられる、飾りの一種で、守り神とされている。姿は魚で頭は虎、尾ひれは上を向き、背中に鋭いトゲを持っているという、想像上の動物を模している。

天守の屋根にある鯱は、通常、オスとメスで一対になっていますが、姫路城の鯱は、両方ともにオスになっており、全国的に珍しいと言われています。

姫路城の鯱瓦

姫路城の鯱は、時代によって違いがあり、それぞれに表情が異なります。

明治:ウロコの彫が一番深い
昭和:ヒレが大きく華やか
平成:昭和の形状を踏襲しつつも、より迫力を持たせている

姫路城では、並んだ状態で展示されているので、よく見てみると、各時代の違いが観察できます。

姫路城の所要時間は目安1時間半~2時間

姫路城の備前丸

姫路城を見学する所要時間は、スムーズに見て回ると、トータルで1時間半~2時間程度が目安になっています。

ハイシーズンや、特別展示がある場合は、入城に待ち時間が発生することもあるので、滞在時間に余裕をもって計画するのがおすすめです。

姫路城の混雑状況をライブカメラで確認

姫路城のお土産店

有料エリアの出口では、姫路城のキーホルダーや置物など、関連したグッズが、お土産として販売されています。

土産店はこのほかにも、三ノ丸広場の中や、南に出たところの、家老屋敷跡公園などにも並んでいます。

姫路城周辺の見どころもおすすめ


建物を見て美しいと感じることは、普段の生活では、あまり多くないと思います。

姫路城を見ていると、天守閣の美しさと、400年以上も前に、この建物をつくった人たちに、関心するばかりです。

姫路は海あり山ありで、姫路城以外にも、見どころスポットがたくさんあります。

また、ナイトタイムの歓楽街には、姫路ならではの食事処や、楽しい飲み屋さんが、盛りだくさんです。

姫路城の見学と、周辺の街歩きを合わせて、宿泊プランを立ててみては、いかがでしょうか。

姫路のおすすめ穴場スポットまとめ

姫路城の天守閣

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