姫路城の大手門から、有料エリアの入口になっている入城口まで、行ってみたので紹介します。
大手門の他にも、喜斎門跡、北勢隠門跡など、どこから入るのか、案内図とあわせて紹介します。
姫路城の入口はどこにある?

姫路城は、周囲がぐるりと堀に囲まれていて、堀の内側に入っていける場所が、門・門跡の3カ所あります。
一般的に、観光客の出入りが多いのが、南側にある大手門です。
また、東側と北側にそれぞれ、喜斎門跡、北勢隠門跡がありますが、現在は門がないので、石垣だけが残る門跡になっています。
3カ所それぞれの門・門跡から、地図中央に赤色で示した、姫路城の有料エリアに入る「入城口」まで、行ってみたので紹介します。
大手門から入城口へ行ってみた
大手門は、姫路城の南側にあり、周辺には食事や買い物ができる、家老屋敷跡公園があるなど、観光客でにぎわっています。
大手門から入城口までは、約4分ほどです。

こちらが、姫路城の大手門と、堀を渡っていく桜門橋です。
正面には、姫路城の天守閣が見えています。

こちらが、桜門橋です。
この橋は、江戸時代の木橋をイメージして、2007年に復元されたものです。

桜門橋を渡ると、大手門があります。
こちらの門は、1938年に完成したもので、位置や大きさは江戸時代のものとは、異なりますが、戦前に建てられた古い門です。

こちらが、大手門を入ったところです。正面に天守閣が見えるので、お城を背景に撮影する人が多い、人気のスポットです。
広い芝生になっている、三の丸広場があるので、ここから広場の周囲に沿って、入城口へ進んでいきます。

こちらが三の丸広場の西側を、入城口へ進んでいったところです。両側が桜並木になっています。
入城口までは、途中にトイレや売店があります。

進んでいくと、入城口が見えてきます。

こちらが、姫路城の入城口です。ここでチケットを購入できます。
入城できる時間が、シーズンによって少し異なります。

こちらが、入城口にあるチケットの券売機です。電子マネーも利用できます。

こちらが、チケットの販売窓口です。係の人に注文しながら購入できます。

購入したチケットを見せて、一般入口を入っていきます。
ここが姫路城の入城口となり、ここから先が、姫路城の有料エリアになっています。
喜斎門跡から入城口へ行ってみた
喜斎門跡は、姫路城の東側にあり、周辺には、姫路市立美術館などがあります。
喜斎門跡から入城口までは、約5分ほどです。

こちらが、美術館の方向から、姫路城を見たところです。東から見た姫路城もまた、写真に映えます。

こちらが、喜斎門跡です。
大手門のように、木製の大きな門はなく、門跡になっているので、石垣の間を通って、入っていきます。

石垣の間を通って、道なりに進んだところです。高く積まれた石垣が見えます。
ここから、城郭の石垣に沿って、ゆるい坂道を進んでいきます。

こちらの正面に見える石垣は、現在の天守閣ができる以前の石垣で、黒田官兵衛が普請した石垣と言われています。
微妙な石垣の違いを観察するのも、姫路城の見どころの一つです。

石垣に沿って進んでいくと、南の公園に向かって、下りになります。
途中右手に、石段がありますが、そこを入っていくと、古い時代の石垣が続いています。
どちらを選んでも、入城口まで進んでいけます。

坂を下ると、南側に三の丸広場が見えてきます。三の丸広場に沿って、右方向に進んでいきます。

三の丸広場を、左手に見ながら進んでいくと、入城口が見えてきます。
北勢隠門跡から入城口へ行ってみた
北勢隠門跡は、姫路城の北側にあります。姫路城の堀の北側には、シロトピア記念公園があります。
北勢隠門跡から入城口までは、約10分ほどです。

こちらが、北勢隠門跡です。車が通る道路のすぐそばが、門跡の石垣になっています。
喜斎門跡と同様に、木製の大きな門がないので、石垣の間を通って、入っていきます。

石垣の間を入っていくとすぐに、公園が広がっています。

姫路城天守閣の北側には、原生林と言われている、自然の山が残っています。
右手に自然の山と堀を見ながら、公園の中を進んでいきます。

進んでいくと、姫路神社が見えてきます。
この神社は、江戸時代後半に姫路藩を治めた、酒井家をまつる神社です。

神社を通り過ぎると、姫路城の天守閣が見えてきます。
ここからは、喜斎門跡と同じ行き方で、入城口へ進んでいきます。
天守閣の入口へ

入城口から天守閣まで行くには、有料エリアを通って「天守閣入口」へ進んでいきます。
チケット売場の横には「姫路城シルバー観光ガイド」の受付があるので、案内付きで姫路城を観覧するのがおすすめです。
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