石英製品を製造するヒメジ理化が、福島県会津若松市に新工場「門田工場」を建設しました。
ヒメジ理化とはどんな会社なのか、石英製品というのは、どのような用途で使われているのかなど、ヒメジ理化について調べてみました。
ヒメジ理化 (本社:姫路市夢前町)
【会社概要】※ヒメジ理化HPより抜粋
社名 | ヒメジ理化株式会社 |
創業 | 昭和40年(1965年)1月 |
本社所在地 | 兵庫県姫路市夢前町杉之内17 |
従業員数 | 230名(正社員) |
資本金 | 5,898万円 |
製造拠点 | 姫路工場、会津工場 |
営業所 | 東北営業所、九州営業所、台湾営業所 |
ヒメジ理化は、石英ガラスの精密加工技術を中心に、様々な製品を提供する製造メーカーです。
兵庫県姫路市に本社工場があり、福島県会津若松市の工場とあわせて、東西2拠点体制で全国に製品を供給しています。
石英(せきえい)ってなに?
石英とは、ガラスのようなツヤがある、白っぽい鉱物のことです。なかでも特に純粋で無色透明なものを、水晶と呼びます。
石英は、陶器やガラスの原料になり、石英の成分を原料として出来たガラスのことを、「石英ガラス」といいます。
石英ガラスは、石英や純度の高いケイ石などを、高い温度で溶かして成型されます。
ヒメジ理化は、石英ガラスの精密加工技術を有しており、高い技術で様々な石英加工品を作っています。
ヒメジ理化の石英加工品は、半導体製造装置や、研究分野の精密装置に組み込まれる部品など、様々な用途で使われています。
福島県会津若松市に門田工場
ヒメジ理化が福島県に新工場を建設して、地元の新聞に取り上げられています。
◆ヒメジ理化「門田新工場」完成 若松の工業団地、4月に稼働へ(福島民友新聞)2020年3月1日
ヒメジ理化は東日本の生産拠点として、会津若松市真宮新町に会津工場があります。
このたび、2020年4月より、同市門田町で「門田工場」を新たに稼働させる予定です。
福島民友新聞の記事によると、新工場は40人体制でスタートし、将来的には100人程度に拡大されるそうです。
ヒメジ理化の新工場まとめ
ヒメジ理化の工場では、匠の技を持った人材を育成し、技術を継承していく体制が整っているそうです。
姫路も会津も、ものづくりに適した場所なんだと思います。
たくさんの技術者が活躍することで、両地域が活性化するといいなと思います。
ヒメジ理化 公式サイト