兵庫県赤穂市にある赤穂海浜公園が、魅力アップ計画に基づいて、リニューアルに取り組んでいます。
赤穂海浜公園の中にある、わんぱく公園には、海賊船(難破船)を模したアスレチックや、滑り台などの遊具があり、子供に人気の遊び場になっています。
兵庫県の再整備計画で、広場にはどんな新しい遊具ができるのか、塩をテーマにしたアトラクションのアイデアとあわせて、まとめてみました。
赤穂海浜公園 わんぱく広場に新しい遊具
兵庫県が赤穂海浜公園を、時代に合った公園にリニューアルする、再整備に取り組んでいます。
平成31年3月に策定した「赤穂海浜公園魅力アップ計画」に基づき、新たな取り組みが進められています。
赤穂海浜公園では、わんぱく広場の老朽化した既存遊具を撤去し、新たに複合遊具等を設置する更新工事を実施します。わんぱく広場の新たなシンボルとなる2基の複合遊具と10基以上の単独遊具を設置して、より多くの利用者で賑わう広場を目指します。
情報源:赤穗海浜公園複合遊具等設計・施工工事企画提案コンペの実施(兵庫県)
現在、再整備を実施するのにともない、シンボルとなる遊具の設置に関して、企画提案コンペが実施されています。
海賊船や滑り台 アスレチックを見てきた
【追記21’4/6】赤穂海浜公園の遊具を写真でまとめてみました。
海賊船を模したアスレチック。
高さの違う丸太の上を渡る、ステップ丸太。
バランスをとりながら渡る平均台。
ロープにぶら下がった丸太の上を渡る、波わたり橋。
ターザンロープもあります。
こちらは、ターザンスイング。
けっこう高い所まで登れる、アスレチック。
わんぱく広場の付近は、日陰ができるベンチがあり、芝生の広場が広がっています。
新しいローラー滑り台。
光の門の付近では、何やら工事をされていました。
【追記21’7/26】兵庫県が遊具のリニューアルを発表しました。
赤穂海浜公園では、わんぱく広場の老朽化した遊具に代わり、小学生までが遊べる新たな遊具を整備し、8月11日(水曜日)から供用を開始します。
情報源:赤穂海浜公園の遊具をリニューアルしました~幼児・児童向け老朽化遊具の更新(兵庫県)
複合遊具を中心に、タイヤステップ、チェーンわたりなど、幅広い年齢層で遊べる遊具が、設置されています。
新しい遊び場のアイデアを考えてみた
赤穂海浜公園の魅力をアップする、アトラクションのアイデアを考えたので、まとめてみました。
1、塩プール(日本の塩湖をつくる)
名物施設として、塩分濃度が極めて高いプールなど、作ってはどうでしょうか。
アラビア半島の近くに「死海」という塩湖があります。一般的な海水の塩分濃度が3%であるのに対して、死海の塩分濃度は30%もあるのだそうです。
死海は塩分濃度が高いために、浮力が大きくなるので、人が海に入っても沈みません。テレビなどで浮かんでいるシーンが紹介されたりするので、世界的に有名な場所です。
この死海のような、人が浮いて遊べる塩分濃度の高いプールを、公園内に作ってはどうでしょうか。
塩のまち赤穂ならではの、話題のアトラクションになると思います。
入って楽しいだけでなく、インスタ映えもするので、全国から来場者が押し寄せるに違いありません。
2、塩ホテル(ウユニを参考)
塩で作られたホテルのような、建築物ができないでしょうか。
海外では一風変わったホテル(ウユニ:ボリビアの西部)が話題になることがあります。
氷で作ったホテルや、監獄を改装したホテルなどは、とにかく話題になります。
赤穂の塩を広めるために、塩を使って建てられたとか、内装が塩で塗られているとか、ベットが塩でできているとか、あっと驚くホテルを作れば、話題になると思います。
実際に泊まる人がいるかどうかは別として、小さくてもいいので、インスタ映えする「塩のホテル」があれば、話題になると思います。
3、塩祭り(坂出を参考)
札幌に雪まつりがあるのは有名です。同じ感覚で、赤穂でも塩をテーマにした、祭りを開催してはどうでしょうか。
塩に関連した地元の食材を集めて、グルメイベントをするとか、塩で造った芸術品を展示するとか、イベントのアイデアは尽きません。
大量の塩をつかんで投げる、土俵入り体験などのイベントがあれば、やってみたいなと思います。
ただ、塩祭りについては、香川県坂出市ですでに行われています。本場の赤穂が負けてはいられません。
赤穂海浜公園のリニューアルまとめ
2019年5月、文化庁が「塩のまち赤穂」を日本遺産に認定しています。
赤穂には歴史の古い建物が残っているので、街並みに趣きがあります。
赤穂海浜公園がどのようにリニューアルするのか楽しみです。