姫路市中央卸売市場の移転跡地について利用方法を考えてみた

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姫路中央卸売市場の移転計画が進んでいます。

関連記事:姫路市中央卸売市場が移転するの? 整備状況を調べてみた

移転した後に、跡地に何ができるのかは発表されていませんが、スタジアムが良いのではないかと、アイデアを考えたので、記事にまとめてみました。

スポーツビジネスは成長産業

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最近読んだ『スポーツビジネス15兆円時代の到来』によると、スポーツ産業は国が推し進める成長産業なのだそうです。

2015年に5.5兆円だった日本のスポーツ市場規模を、2025年には15兆円に拡大するという数値目標が、国のガイドラインに盛り込まれています。

アメリカでは、スポーツ市場規模が60兆円に達すると言われており、かつての基幹産業であった自動車産業を凌いているという事実があります。

姫路・播磨地域においても、国の戦略に基づいたスポーツ産業の成長を取り込むには、スタジアムなどのインフラ整備が必要なのです。

市場跡が適地だと思う理由

スタジアムの建設には様々な条件があると思いますが、姫路市においては、姫路市中央卸売市場の跡地が適地ではないかという理由をまとめてみます。

スポーツ施設が集まっている

手柄山中央公園には、姫路市のスポーツ施設が集積しており、現在、再整備の計画が進んでいます。

関連記事:手柄山中央公園ってどうなるの? 再整備計画をざっくりまとめてみた

そのなかで、山陽電車手柄駅から手柄山中央公園への動線について、このような課題が指摘されています。

山陽電鉄手柄駅から本地区への玄関口と位置づけている公園の 一部が未供用であるため、公共交通から ヒトを呼び込むための動線が不明瞭で、まちのにぎわいの障害になっている。また、公共交通における来訪者が 少ない。

都市再生整備計画 姫路市(PDF)課題より

要するに、スポーツ施設を利用するにあたって、山陽手柄駅を利用する人が少ないということです。

その解決策としても考えたのが、今回のアイデアです。山陽手柄駅に大きなスポーツ施設を作ると、手柄山中央公園全体の活性化にもつながります。

敷地の大きさ

グーグルマップを使って、大阪・神戸のスタジアムと、中央市場の大きさを比較してみました。

中央市場の敷地は、縦に長くなっているので、収容人数の規模によりますが、2~3万人規模のスタジアムを建設するには、形状、大きさともに適している土地だといえます。

アクセス

スタジアムを運営するにあたって、よく問題になるのが、スタジアムへのアクセスの悪さです。

市街地中心部に適地がなく、郊外に立地したスタジアムは、公共交通機関でのアクセスが悪く、観客を遠ざけてしまいます。

中央市場の跡地にスタジアムを建設すれば、最寄りの山電手柄駅と直結することができます。

民間資金を期待できる

スポーツビジネス15兆円時代の到来』によると、スタジアムの建設・運営には主に3つのパターンがあります。

① 公が所有、運営主体も公。チームは試合の時だけ借りる。
② 公が所有、チームが「指定管理者」になり、比較的自由に運営できる。
③ 民が所有、自由に運営できる。

これまでは①のパターンが多く、使用するにあたって制約が多いので、自由な運営ができませんでした。

最近では②のパターンが増えてきており、さらには、③のパターンでは、観客目線のファンサービスや、スポーツ以外のイベント活用などで、スタジアムの運営自体をビジネスとして収益化するケースが増えています。

駅直結のスタジアムができるとなると、利便性の良さから観客数の増加を見込むことができ、ビジネスとして民間の資金を呼び込むことが期待できます。

例えば、山陽電車の沿線にある大企業の資金提供や、休日のイベントなどで乗客の増加が見込める山陽電車と、その関連企業からの資金提供などが考えられます。

関連記事:山陽百貨店の株主総会を取り巻く企業たち 資本関係を調べてみた

騒音問題

とはいえ、スタジアムを建設するとなると、周辺の住民にとって問題になるのが騒音問題です。

これについては、広島市のスタジアム建設において実施されている、住民説明会の資料が参考になりました。

>サッカースタジアムについて示されている懸念点に関する考え方(広島市)PDF

この中では、神戸の事例が取り上げられており、ノエビアスタジアム神戸の近くには市営住宅などがありますが、今のところ騒音は大きな問題になっていないそうです。

スタジアム周辺の騒音問題については、吸音材を使用したり、スピーカーなどで音のコントロールをすることで、対策できるようです。

まとめ

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スタジアム建設のアイデアは、いかがだったでしょうか。

姫路・播磨の経済が、成長するスポーツ市場を取り込んでいくイメージは、描いていただけましたでしょうか。

中央市場の跡地利用については、様々な検討がされていると思いますが、ひとつのアイデアとして記事にまとめてみました。

最近では、スタジアムだけではなく、会議室やスポーツジム、ホテル、ショッピングモールなどの複合施設にすることで、地域の活性化につなげる取り組みもあります。

播磨がひとつになって応援できるサッカーチームができて、便利で楽しいスタジアムの建設とあわせて、地域が明るくなるといいですね。

参考文献:森貴信『スポーツビジネス15兆円時代の到来』平凡社(2019年6月)

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