兵庫県姫路市で、岩谷産業の水素ステーションが開店したので、水素ステーションの場所がどこなのか紹介します。
姫路の他に兵庫県では、神戸と尼崎に水素ステーションがあるので、現在の普及状況もあわせて、まとめてみます。
岩谷産業の水素ステーション姫路
兵庫県姫路市に、岩谷産業が建設する、水素ステーションがオープンしました。
現在、兵庫県では神戸と尼崎に開店しており、姫路が3施設目になります。
スポンサーリンク
姫路市にできた水素ステーションの場所
住所:姫路市飾磨区中野田1丁目69
水素ステーションの場所は、姫路バイパス「姫路南インター」から南に約500m、車で1分ほどのところです。
上野田交差点付近、南北に通る大通りの、西側になります。
岩谷産業とJHyMが建設
姫路市に新設された水素ステーションは、ガス専門商社の岩谷産業と、日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)が事業者となり、整備を進めました。
工事の終了は、2021年3月末となっており、4月から水素ステーションの操業が開始されました。
水素ステーションとは
水素ステーションとは、水素を燃料とする燃料電池自動車やバスに、水素を供給する施設です。
ガソリンスタンドで、車にガソリンや軽油を給油するように、燃料電池自動車に水素を供給する、いわゆる、水素スタンドのようなものです。
現在、水素を燃料とする、燃料電池自動車(FCV)を普及するために、全国で水素ステーションの整備が進んでいます。
水素ステーションを利用する車両
2021年4月から、姫路市で燃料電池バスの運行が始まっており、水素ステーションを利用しています。
姫路市の公用車にも、燃料電池自動車のトヨタミライが導入されました。
姫路で運行している燃料電池バスは、トヨタ自動車「SORA」がベースになっています。
「SORA」の動画を見てみると、動力がエンジンではなくモーターなので、非常に静かに走行する様子が見られます。
電車に乗っているような、まさに、次世代の公共バスが、姫路で導入されました。
トヨタ自動車「ミライ」の走行距離
一般に購入できる、代表的な燃料電池自動車は、トヨタ自動車の「ミライ」です。
水素ステーションが整備されている都市部では、たまに見かけることがあります。
「ミライ」は、2020年12月に新型が発表されており、新型は1回の水素充填で、約850㎞(参考値)の走行距離を実現しています。
そのほかにも、燃料電池自動車には、本田自動車の「クラリティ FUEL CELL」などがあります。
兵庫県の水素ステーション普及状況(数)
水素ステーションは、国の水素基本戦略のなかで、2020年度160箇所を目標に、整備が進められています。
整備された水素ステーションは、トヨタ自動車のホームページで随時更新されています。
>トヨタHP 水素ステーション一覧
今後の建設予定・普及に期待
今後、水素で走る車両が普及して、姫路市内で見られるのが、楽しみですね。
トヨタ「ミライ」の新型車は、価格が710万円からで、補助金を利用すると約600万円から購入できます。
旧モデルは、走行距離が少ないもので、中古車が200万円台からあるようです。
水素社会をいち早く体験してみたい方は、燃料電池自動車の購入を、検討してみてはいかがでしょうか。
※水素ステーションのオープンにともない記事を更新しました
>神姫バスが導入!水素で走る燃料電池バスに乗ってみた!姫路駅からトヨタsoraの旅