書写山の山上駅付近にあった、展望台のリニューアルで、展望デッキが新設されたので行ってみました。
展望デッキの愛称は、公募により「ミオロッソ書写」に決定しています。
書写山には、ミオロッソ書写のほかにも、展望スポットがあるので、景色を散策できる絶景の場所をあわせて紹介します。
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ミオロッソ書写(展望デッキ)の意味
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書写山上展望デッキは、旧展望台の老朽化にともない、新設リニューアルして、2022年3月19日にオープンしました。
公募により決定された愛称は「ミオロッソ書写」で、姫路平野を見おろそうという、意味が込められています。
ミオロッソ書写に行ってみた
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長い間、閉鎖になっていた展望台が、新しくなったので、天気の良い日を選んで、行ってみました。
ミオロッソ書写は、書写山の山上駅を降りて、すぐの場所にあります。
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こちらが、ミオロッソ書写の外観です。黒色を基調にした和風の感じで、落ち着いたつくりになっています。
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ミオロッソ書写には、多目的トイレや、休憩所が設置されています。
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こちらがミオロッソ書写の休憩所です。テーブル・ベンチと、自動販売機が設置されています。
兵庫県の木材が一部に使用されており、木目調で自然と調和するような雰囲気になっています。
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こちらが、デッキから建物を見たところです。
遠くから眺めても、テラスの木目と黒色の建物が、山の景色になじんでいる感じがします。
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こちらが、展望デッキです。空が開けた開放的な空間になっています。
写真のデッキ左側が、少し飛び出た、踊り場のようになっており、さらに眺望が開けます。
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展望デッキからは、姫路の市街はもちろん、遠く瀬戸内海まで見おろして、広く眺望できます。
新しくできたミオロッソ書写は、イベントなどの開催で、積極的に活用される予定になっています。
東坂の展望スポット「紫雲堂展望広場」
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書写山には他にも、景色の良い展望スポットがあります。
ミオロッソ書写がある山上駅から、東坂を少し下ったところにあるのが「柴雲堂展望広場」です。
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こちらが、山上駅から100mほど歩いた場所にある、柴雲堂跡です。
柴雲堂とは
創建は不明。東坂上ノ休堂として、参詣者の湯茶の接待所としても、長く愛されてきたお堂であった。昭和三十年代半ば、老朽化したので、建物を取りたたんだ。
この場所は、書写山開山の伝説の場所で、紫色の雲がたなびいて、性空上人が霊性を感じたと伝わっています。
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こちらが、柴雲堂展望広場です。屋根のついた小さなベンチが設置されています。
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手前の雑木が少し視界をさえぎっていますが、ここからの景色もまた、姫路の市街を眺望できます。
さらに書写山の東坂には、ここから下った、登山道の中ほどにも、五丁展望所があります。
展望公園からの景色もおすすめ
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書写山の境内には、三つの堂から少し歩いた、松平家墓所、法華堂の近くに、展望公園があります。
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展望公園の中央には、休憩所が設置されています。このあたりは人通りが少なかったので、とても静かでした。
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木々が伸び伸びと育つ季節でしたが、茂みのすきまから、姫路の市街を眺望することができました。
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展望公園には、遠くに見える瀬戸内海の展望図が、設置されています。
この場所から、瀬戸内海が見渡せた時に見える、島々の位置関係が記されています。
展望デッキの景色はどこまで見える?
晴れた日には、書写山の展望スポットから、遠く瀬戸内海の景色まで、見渡すことができます。
天気が良くて、青空が澄んでいる時は、書写山の展望スポットで、景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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