姫路競馬の人気を復活させるために、戦国時代のように日本在来馬を走らせて、活性化する方法はないかと、アイデアを考えてみました。
姫路競馬が7年ぶりにレースを再開したので、姫路城を中心に地域と一体となった、活性化のアイデアをまとめてみました。
姫路競馬はロバが走ってる!?
ずいぶん昔のことですが、「姫路競馬はロバが走ってる」って聞いたことがあります。
笑い話でよく聞きましたが、調べてみると、あながち冗談ではなかったようです。
姫路競馬で走る馬の種類
一般的に私たちがイメージする馬は、イギリス在来系のサラブレッドという種類なんですが、姫路競馬で走っていたのはアングロアラブという種類で、少し小柄で細身の馬だったみたいです。
昭和の時代に姫路競馬ではアラブ系の馬が走っていたので、「ロバが走っている」と、笑い話になったのかもしれません。
姫路競馬を在来馬で活性化するアイデア
ところで、今から姫路競馬でレースを再開するにあたって、中央競馬と同じサラブレッドを走らせても、注目されないと思うんです。
これから先、姫路競馬が存続していくためには、マーケティング的に言えば、競合を意識して差別化するということが大切なんだと思います。
そこで、差別化のポイントとして、他にはない馬種のレースを開催してみてはどうでしょうか。
日本在来馬で差別化
例えば、日本在来馬でのレースなどがあったら、おもしろいと思います。
日本在来馬とは、洋種馬とほとんど交雑することなく残ってきた、日本固有の馬種です。
現在、8品種程残っていますが、個体数が少なく、絶滅が危ぶまれている馬種です。
この種をレースで走るために育て上げ、1日1回でもよいので、姫路競馬で走らせる。
そうすれば、日本古来の馬が走るのを見るために、日本中から競馬ファンが集まるのではないでしょうか。
姫路に馬産業の誘致
同時に、日本在来馬を保存する施設をつくったり、姫路城周辺で日本在来馬に乗馬できるようにしたりと、周辺の産業も立ち上がれば、地域活性化に役立つと思います。
姫路競馬が生き残る戦略を考える場合、馬関連の産業や、周辺の経済も含めた新しいアイデアが大事なんだと思います。
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