兵庫県が県内の基幹道路について記した「ひょうご基幹道路ネットワーク整備基本計画」を公表しました。
そのなかで、播磨地域で計画されている高速道路は、東播磨道、神戸西バイパス、姫路鳥取線、播磨臨海地域道路の4つあります。
それぞれの高速道路について、いつごろ開通予定なのか、完成時期やスケジュールなどを、まとめてみました。
兵庫県の高速道路整備いつ開通予定?
兵庫県の高速道路は「ひょうご基幹道路ネットワーク整備基本計画」のなかで、前期、中期、後期に分けて、スケジュールが示されています。
基幹道路とは、いわゆる自動車専用道路で、高速道路のことです。
大規模なものとしては、播磨臨海地域道路があり、国土交通省において計画段階評価が進んでいます。
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東播磨道
東播磨道は、加古川市と小野市を連絡する地域高規格道路です。
完成すると加古川バイパスと山陽自動車道路がつながります。
全線開通すると加古川バイパス中央JCTから、山陽自動車道路までが、高速道路で結ばれます。
神戸西バイパス
神戸西バイパスは、神戸市垂水区と明石市を連絡する地域高規格道路です。
第二神明道路北線になります。
前期(~2028)永井谷JCT~石ヶ谷JCT(仮称)
中国横断自動車道 姫路鳥取線
中国横断自動車道姫路鳥取線は、兵庫県たつの市と鳥取県鳥取市を連絡する延長約 86km の高速自動車道です。
完成すると山陽自動車道路と中国自動車道路がつながります。
播磨自動車道が開通すると、山陽道の播磨JCTから、中国道の山崎JCT(仮称)までが、高速道路で結ばれます。
前期(~2028)播磨新宮IC~山崎JCT(仮称)
播磨臨海地域道路
播磨臨海地域道路は、神戸市から揖保郡太子町を結ぶ計画の、高規格道路です。
国道2号バイパスの交通容量不足・慢性的な渋滞を解消し、全国屈指のものづくり拠点である播磨臨海地域の発展に不可欠な道路です。
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中期(~2038)第二神明~明姫幹線、高砂~飾磨BP、飾磨BP~広畑
後期(~2050)神戸市~第二神明、明姫幹線~高砂、飾磨BP、広畑~太子町
兵庫県播磨地域の高速道路まとめ
播磨臨海地域道路が早期に実現してほしいですね。
姫路-加古川バイパス、国道250号線の渋滞は、早期に解消してほしいところです。
有料道路においては、安定した収入が見込めるので、長期にわたって建設費を償却できます。
低金利の状況下で、大きく公債を発行し、予算をつけてほしいところです。
公共投資を増やす経済対策で、地域経済を活性化してほしいなと思います。
※ 図は兵庫県資料および国土交通省HPを参照
前期(~2028)八幡稲美ランプ~(仮)国道175号ランプ