ウシオ電機 姫路で生まれ巣立っていった大企業たち

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このシリーズでは、姫路で創業して大企業に成長していく過程で、本社を姫路から市外に移していった企業を紹介したいと思います。

今回は、ウシオ電機株式会社を紹介します。

ウシオ電機とは

【会社概要】 ※ウシオ電機HPより

会社名ウシオ電機株式会社
本社東京都千代田区丸の内1-6-5
設立1964年3月
事業内容 光応用製品、産業機械、その他
売上高(連結) 165,138百万円 (2019年3月期)
従業員数ウシオ電機本体:1,571名
国内グループ計:909名
海外グループ計:3,223名
合計:5,703名
(2019年3月31日現在)

ウシオ電機は、光源機器をはじめとした、光応用製品、産業機械を扱うメーカーです。

ランプの製造メーカーが起源で、紫外線・可視光・赤外線に技術を展開し、光技術を強みとした製品を取り扱っています。

ウシオ電機の沿革

有価証券報告書では、姫路での設立経緯が詳しく記載されていなかったのですが、こちらのインタビュー記事が参考になりました。

日経スペシャル「私の履歴書」牛尾治朗

ウシオ電機は、姫路出身の牛尾治朗さんが設立されました。

牛尾治朗さんは、家業である牛尾工業に入社して5年後に、ランプを製造する部門を独立させるかたちで、「ウシオ電機」を設立されました。

ウシオ電機は「ハロゲン・ランプ」の開発に日本で初めて成功。世界的ヒット商品になり、設立わずか6年で東証2部にスピード上場します。

1964年3月 ウシオ電機株式会社設立

1967年5月 アメリカにランプ販売の法人を設立

1968年9月 横浜市に生産技術横浜事業所を新設

1970年5月 東京証券取引所第2部上場

1970年5月 姫路市に播磨事業所を新設

1971年8月 本社を東京都千代田区大手町に移転

1980年9月 東京証券取引所1部上場

1988年12月 静岡県御殿場市に御殿場事業所を新設

その後も、海外への販売子会社の設立、国内外の企業買収などを通じて、世界規模で事業を拡大。2016年4月に本社を東京都千代田区丸の内に移転し、現在にいたります。

※有価証券報告書より抜粋

播磨事業所と姫路のゆかり

ウシオ電機といえば姫路駅前の看板ですよね。一番目立つところにそびえ立っています。

事業所

姫路市別所にある大きな工場が、「播磨事業所」になります。国内最多の974人の方が働いていらっしゃいます(2019年3月末現在)。

近隣には、国内子会社であるウシオライティングの「福崎事業所」があります。ここでは、149名の方が働いていらっしゃいます(2019年3月末現在)。

アースシネマ

テラッソ姫路に、映画館「アースシネマ姫路」がありますよね。そこの映像音響関係の施設工事は、ウシオ電機の子会社が行っています。

もちろん、映像機器はウシオ電機の子会社(カリフォルニア州)が作った最先端のプロジェクタが導入されています。

また、アースシネマ姫路の9番スクリーンは「ウシオプレミアムシアター」と命名し、ネーミングを貸与されています。(ニュースリリースより)

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最近では、子会社のウシオライティングを通じて、女子バレーヴィクトリーナ姫路のスポンサーとして支援いただいています。(ニュースリリースより)

ウシオ電機では、エンターテインメント事業に力をいれており、子会社を通じて、バレーボール観戦時の照明演出や、姫路駅前のイベントなどでの機材提供をされています。(ニュースイッチ より)

牛尾治朗会長

ウシオ電機の設立者、牛尾治朗さんは、知る人ぞ知る日本経済界の重鎮です。現在はウシオ電機代表取締役会長を務められています。

牛尾治朗さんの祖父は、姫路商工会議所の2代目会頭を務め、父は姫路銀行の頭取を務める傍ら、電力事業を手掛けられました。

ウシオ電機は、会社の成長に伴い、設立から7年で東京に本社を移しましたが、創業したふるさとへの思いは、先代から引き継いでいってほしいですね。

牛尾治朗会長の著書

先日、牛尾治朗さんが共著で本を出版されました。

経営の神様と言われる松下幸之助。その幸之助に経済を託された弟子として、幸之助像を証言されています。

牛尾治朗さんは、この他にも多数の著書を執筆されています。ビジネス拡大の参考に、是非ご覧になってはいかがでしょうか。

【牛尾治朗会長の主な著書】

人生と経営のヒント

わが経営に刻む言葉

わが人生に刻む30の言葉

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