兵庫県姫路市で、山陽電車大塩駅南に広がっている、広い土地に計画されていた、リゾートの開発計画について紹介します。
このたび、姫路大塩のリゾート開発計画が、正式に廃止されたというので、過去のリゾート計画と、姫路大塩の広い土地について調べてみました。
◆ 姫路の巨大リゾート夢破れ 半世紀前構想、バブル崩壊で頓挫 月末にも正式廃止(神戸新聞NEXT)2019年7月15日より
姫路市の南東部にある大塩町
開発計画があった姫路市大塩町は、姫路市の南東に位置する、播磨灘に面した海沿いの町です。
その名の通り、大きな塩田の跡地があります。
大塩町は、山陽電車の「大塩駅」があり、阪神梅田行の直通特急が停車します。
山陽姫路まで10分、山陽明石-20分、阪神三宮-50分で、都市部に近く便利な立地にあります。
山陽大塩駅から海岸沿いまでは2㎞ほどで、その間には甲子園球場約45個分の広大な敷地が広がっています。
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姫路大塩にあったリゾート計画
神戸新聞の記事によると、バブル期には大塩の塩田跡に、大規模なリゾート開発の計画がありました。
しかし、ゴルフ場はオープンしましたが、その後の計画は進まず、このたび正式に廃止が決定するに至りました。
バブル期の計画は、現在のゴルフ場を囲むように、マリーナや水族館、ホテルやショッピングモールなどの構想があったそうです。
昭和の時代は良かったですね。大規模な開発計画が実際に進められて、街が大きく発展する、良くなるという期待が持てました。
現在、開発計画のあった土地には、太陽光パネルが並べられ、発電施設として活用されています。
播磨臨海地域道路の候補地
大塩町を含む播磨臨海地域には、新たに高速道路を建設する計画があります。
この道路を建設する周辺予定地には、大塩町が含まれるので、これまで“塩漬け”になっていた土地に、新たな期待が高まっています。
バブル時の計画は正式に廃止することが決まりましたが、今後、この土地を利用する新たな計画が出てくる可能性があります。
姫路大塩の土地利用に期待
姫路大塩の土地のような、都市圏から近く、開発余地が残されたまとまった土地は、全国的にも珍しいと言われています。
大塩町の土地については、先進的なアイデアをもって、新たに活用する計画ができるのを期待したいところです。