新紙幣発行の予感 後編 / デノミ 新元号「令和」に思う

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>>> 前編 / 改刷からの続き

新紙幣発行でデノミはあるのか

時代の変化に対応した、円の在り方について、長年議論があるのはデノミである。

デノミというのはデノミネーション(denomination)の略で、通貨の発行単位を変更することである。インフレなどにより通貨単位の桁数表示が大きくなるのを解消するために行われる。

日本で生活をしていると、気づかないかもしれないが、アメリカやヨーロッパで買い物したり、為替取引に携わったりすると、世界の先進国における通貨の中で、円の桁数が大きいのに違和感を持つことがある。

世界の主要通貨はドル、ユーロ、、ポンドであるが、ドルを基軸に考えると、1:1.121:111.7:1.303という交換比率である(2019年4月7日時点)。

主要通貨のうち、円だけ交換比率が高いのは、単位が適当ではないからである。世界基準で考えると、円を1/100に切り下げて、新円にデノミすることが、適当な発行単位であるということがわかる。

他国によるデノミの事例

経済規模が小さく発展途上の国では、経済政策の失敗によって急激なインフレーションが起こり、デノミを実施するという例はよくある話である。

2000年代に入ってからでも、トルコ、ルーマニア、ジンバブエ、朝鮮民主主義人民共和国、ベネズエラがデノミを実施している。

先進国においても、1960年にフランスにおいてフランが1/100のデノミを実施しており、その後フランは、1999年に1ユーロ=6.559フランの交換比率でユーロに統合され、現在に至っている。

このように、先進国においても交換比率の変更は実施されており、日本においても世界経済の主要国として、通貨単位を適正に変更することは、十分に検討の余地があるといえる。

改刷とデノミするなら、今でしょ!

現在使用されているE券への改刷から15年が経過している。平成の経済は「平たく成る」経済といわれており、デフレの影響で経済成長が他国よりおくれてしまった。

来年は東京オリンピックの開催で、たくさんの外国人が日本を訪れる。

日本が平成デフレから脱し、「令和」の時代を新たな気持ちで迎えるという意味で、円の改刷を行うことは、国民の総意にかなうのではないだろうか。

そして今こそが、改刷と同時に、デノミによって通貨単位の変更を実施し、円がドルやユーロとならんだ、世界標準の通貨として確立する、良いタイミングなのではないだろうか。

>デノミの解説本を読んでみる『図解 デノミネーション

肖像画はこの人に

最後に、改刷時における肖像画の変更について。

新たに発行されるF券の肖像画は、姫路の偉人、三上参次先生が適当ではないだろうかと思う。

>>> 姫路の偉人 三上参次

三上参次先生は、明治期に国史の編纂事業をやり遂げ、「明治天皇御紀」を完成させた日本史学者である。夏目漱石や正岡子規と同時代を生きている。

新元号「令和」で万葉集が注目され、日本の伝統ある歴史があらためて注目されている。

肖像画に日本を代表する歴史学者を採用することで、明治時代に活躍された方の偉大さや、日本の正しい歴史が見直されるきっかけになるのではないだろうか。

ふるさと姫路の偉人を最後に推奨するあたりが、本サイトならではの良いところなのだろう。

関連記事:前編 / 新元号「令和」に思う 新札発行の予感 前編 / 改刷

【参考資料】

国立印刷局HP

https://bit.ly/2YSpoLM

日本銀行HP 日本銀行券の改刷 2004年

https://bit.ly/2U1yjqr

追記 改刷で渋沢栄一に

2019年4月21日

この記事をアップして2日後に、新札の発行が現実になりました。

>>> 新紙幣の予言的中! 姫路に話題も 発表直後にグローリーの株価が急騰

 

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