兵庫県姫路市の沿岸にある、景色のいい場所でおすすめな、小赤壁公園を紹介します。
小赤壁公園は、小高い崖の上にあり、展望台があるなど、瀬戸内を眺める景色が楽しめます。夜に夜景もおすすめです。
また、姫路の沿岸地域は、ほとんどが埋め立てられていますが、小赤壁公園の奥に入った場所に、原風景の希少な竹林と、福泊構居跡があるので紹介します。
小赤壁公園(姫路市)の場所と駐車場
姫路の臨海地域で、手つかずの自然が残っているのは、姫路市木場にある一部の場所だけです。
この部分は、長さ1㎞ほどが、高さ50mの崖になっていて、小赤壁と呼ばれています。
小赤壁公園の場所は、小赤壁の山上部分にあたり、原風景の自然が残っている、崖の上の部分になります。
小赤壁公園までは、国道250号線から案内板がでており、道に沿って坂道を上っていくと、駐車場があります。
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小赤壁公園の展望台に行ってみた
国道250号線から入って、細い道を抜けていくと、こちらが山の麓の入口になります。
山上の小赤壁公園まで、車に乗って上まで行くことができます。山上には、駐車場があります。
駐車場から階段を上って行くと、公園が広がっていて、瀬戸内の景色が見えてきます。
小赤壁公園には展望台が設置してあります。
この日は、天気が良かったので、小赤壁公園でパラグライダーをしていました。
ここは崖の上で、風が崖に当たって、上に向かって吹くので、適しているんだと思います。
上向きの風を利用して、ラジコン飛行機などを飛ばしているのも、見かけることがあります。
小赤壁の福泊構居跡を散策
公園からの景色だけでも、十分に楽しめますが、さらにオススメの場所があるので紹介します。
小赤壁公園まで足を運んでも、奥の山道を歩いて行く人は、少ないかと思います。
沿岸の山道に行くには、公園の柵を通り越して、左(東方向)に進んでいきます。
山道を歩いて行くと、雑木林に入っていきます。
道の上まで木が茂っているので、トンネルに入っていく感じです。
山道の前半は雑木林になっています。南の方向(写真右)には、竹林が茂っています。
進んで行くと、いったん、雑木林を抜けていきます。山道前半の出口が見えてきました。
こちらが、雑木林の前半を、抜け出たところです。道が開けて、空が見えてきました。
山道の後半は、竹の回廊になっています。道の両側には竹林が広がっています。
少々荒れていますが、竹のトンネルを抜けていく感じです。木漏れ日がさしています。
南風が吹くと、静けさのなかに、竹の葉が擦れる音が響きます。
なんとも、静かさのなかに風が吹いて、風情がある感じがします。
山道の終点付近が見えてきました。階段を上っていくと、
平たい場所が開けています。
ちょうど、小高い山の上に、広場が広がっている感じです。
昔は何かあったのか、グーグルマップで調べてみると、福泊構居跡という表示がありました。
風がゆらぐ竹林は、とても風情があるのですが、全体的に日が差し込んでいませんでした。
道の両側にある竹を間引いて、光が差し込むようにすると、この回廊からの景色は、もっと良くなるなと思いました。
竹林の整備が進めば、観光客の方が来ても、十分に楽しめる場所だなと思いました。
瀬戸内を眺める景色のいい場所
竹林までの道のりは、静かで景色が良くて、瀬戸内からの南風を楽しむことができます。
天気の良い日には、小赤壁公園と、沿岸のハイキングを、楽しんでみてはいかがでしょうか。