兵庫県姫路市が、JR西日本姫新線の太市駅周辺について、都市計画を更新しました。
JR姫新線太市駅前では、駅舎の更新にともない、ロータリーの新設や、周辺での開発工事が計画されています。
姫路市が変更した、太市駅周辺地区の計画について、まとめてみました。
JR姫新線 太市駅
太市駅(おおいちえき)は、兵庫県姫路市相野にある、JR西日本姫新線の駅です。
姫路駅からは、播磨高岡駅、余部駅に次ぐ3番目の駅となり、姫路駅から太市駅までは、姫新線各駅停車で15分ほどになります。
駅周辺、姫路市北西部に位置する太市地区は、地区内を県道石倉太子線が縦断しています。
太市駅周辺の開発工事
姫路市が太市駅周辺地区について、都市計画決定(変更)を告示しました。
この度、JR太市駅の駅舎を取壊し、待合スペースやトイレのない縮小化した駅舎への建替えに伴い、隣接地に駅利用者の待合スペース等を備えた商業業務施設等の立地を誘導し、駅利用者の利便性を高めるとともに、本地区の活力維持や賑わいづくりを図るため、本案のとおり都市計画の変更をするものである。
姫路市理由書(PDF)より
情報源:都市計画決定(変更)告示(太市駅周辺地区地区計画)姫路市
太市駅周辺では、商業施設や住宅・生活利便施設などの立地誘導で、整備・開発を進める方針になっています。
広場(ロータリー) が整備される

計画書によると、土地利用については、一般住宅地区と駅前地区の2つの区分で、計画されています。
計画図を見てみると、現在、太市駅前にある、JA兵庫西のあたりが地区施設(道路)となっているので、この辺に広場(ロータリー)ができるみたいです。
そして、ロータリーから東(姫路駅方面)が、駅前地区となっているので、ここに駅舎と一体となる施設が、整備される方針になっています。
駅につづく道路沿いの一般住宅地区では、周辺の住環境に配慮した住宅や、生活利便施設の立地誘導が計画されています。
太市駅の整備地区については、建築物の高さ制限が12mとありますので、およそ3階建てぐらいの施設が想定されます。
周辺の開発工事
計画書を見てみると、一般的な駅前にあるような商業施設が、太市駅前にも整備されるみたいなので、駅周辺の利便性が高まりますね。
太市駅前の開発と合わせて、JR姫新線沿線が賑わって、活性化するといいなと思います。
姫路市 太市駅周辺地区地区計画
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