姫路市民に親しまれてきた、手柄山の姫路市民プールと遊園地が、2020年9月6日に閉店して、解体されています。
半世紀近く続いた、姫路市民プールと遊園地の無い状態に、寂しい気もしますが、一方で跡地には、リニューアルの改修工事が進み出しています。
姫路市民プール・手柄山遊園の跡地と、今後できる新市民プールは、いつから営業開始で開園するのか、調べてまとめてみました。
※事業の進捗に合わせて内容を更新(2021年10月)
姫路市民プール・手柄山遊園の跡地
姫路市では、手柄山中央公園について、再整備の計画が進んでいます。
手柄山中央公園の園内施設の老朽化等の課題、JR姫路・英賀保間新駅の整備構想および文化センターの移転に対応するため、平成29年1月に「手柄山中央公園整備基本計画」を策定し、同計画に基づきながら、現在、手柄山中央公園の再整備に取り組んでいます。
姫路市HPより
計画は第1期と第2期に分かれており、姫路市民プール跡地の整備は、第1期のなかで計画されています。第1期は令和7年度を目標に整備とされています。
スポンサーリンク
姫路市のリニューアル計画
姫路市民プール・手柄山遊園の跡地には、主に3つの施設ができる計画になっています。
黄色部分には、現在の姫路市総合スポーツ会館の機能が移設されて、新体育館ができます。
青色と緑色の部分には、新市民プールとして競技用の屋内プールと、レジャープールができます。
姫路市民プールは建て替えて代替施設へ
市民プールと手柄山遊園は閉園になりますが、市民プールは代替施設として、 新たに屋内プールが整備されます。
また、その附属施設として、レジャープールの整備が計画されています。
レジャープールは、小中学生およびファミリー層を主なターゲットとし、年間利用者数10万人以上を目指すプールになる予定です。
規模については、敷地面積が8500㎡程度とありますので、サッカー場の大きさ7140㎡に比べて、少し大きいぐらいの規模が予定されています。
改修した後の新市民プール
【追記20’12/25】姫路市が手柄山中央公園の、区域および面積について変更を行ったので、資料を公開していました。
跡地に建設を予定している、新体育館と新市民プールについて、大まかな位置関係が図面に描かれています。
新体育館・市民プールのイメージ図
【追記21’10/27】姫路市が入札結果の参考資料として、イメージ図を公開していました。
※イメージ図は、提案資料として提出されたものであり、今後の市との協議により、実際のものとは異なる場合があります。
新駅の方向から見た外観鳥観図
手柄山の方向から見た外観鳥観図
中央エントランス
新体育館のメインアリーナ
新体育館の柔道場・剣道場
新市民プール(屋内競技用)の50mプール
新市民プール(屋外付属)の流れるプール
多目的広場のアウトドアリビングサイト
>参考資料:施設概要およびイメージ図より
いつからリニューアルするのか(予定)
手柄山スポーツ施設整備基本計画の事業スケジュールは、このような予定になっています。
2020年度 事業者募集資料の検討・作成
2021年度 事業者募集 選定・契約
2022年度 事業実施(設計・施工・開業準備)
2023年度 ↓
2024年度 ↓2025年度 供用開始 ※
【※更新21’2/9】姫路市が公開した「手柄山スポーツ施設整備運営事業 実施方針」によると、2026年(令和8年)10月の供用開始を予定しているとありました。
計画は現在、民間の持つノウハウを活用するPFIという手法を用いながら進められています。
姫路市民プール・手柄山遊園の跡地まとめ
新しいプールの計画が気になりますね。詳細も含めた、具体的な実施計画について発表されるのが楽しみです。
スポーツ施設がグレードアップして、どんなトップアスリートの競技が見られるのか、期待がふくらみます。
尚、姫路市のHPから引用したイラストにおいては、イメージ図となっていますので、参考までにお考えください。
姫路は海が近いので、新しい施設ができるまでは、近場の海でレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参照:手柄山スポーツ施設整備基本計画 概要版(PDF)
姫路市 手柄山中央公園の再整備について
手柄山(姫路市)の再開発はどうなる?整備基本計画をざっくりまとめてみた