JR姫路駅の東側に建設していた、新しい病院「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」が開院しました。
兵庫県立はりま姫路総合医療センターは、県立病院で最も大きい規模の病床数となる総合病院です。
新病院の場所と住所、駐車場の料金とあわせて、姫路駅からバスでアクセスする、通称「はり姫(はりひめ)」の行き方を紹介します。
兵庫県姫路市に新しい総合病院が開院
新しくできた総合病院は、兵庫県病院局の所管となるので、県立の総合病院が、姫路駅の近くにできたことになります。
現在、姫路市内にある「兵庫県立姫路循環器病センター」と、「製鉄記念広畑病院」を、移転・統合するかたちで、「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」が新設されました。
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はりま姫路総合医療センターの場所と住所
住所:姫路市神屋町3丁目264番地
新病院は、JR姫路駅から東に1㎞ほどの場所にあります。
JRの播但線と神戸線が、枝分かれしているところに、大きな空き地がありました。そこの東側部分が病院になっています。
ラヴィ―ナ姫路の南側、姫路警察署の西側ぐらいのところです。
この場所は、姫路市が整備を進める「キャスティ21イベントゾーン」のうち、東半分の区域になります。
エリアの西側には「アクリエひめじ(姫路文化コンベンションセンター)」が整備されています。
JR姫路駅から新病院までの道のりは、歩行者デッキで直結してるので、徒歩でアクセスしやすくなっています。
はりま姫路総合医療センターの病床数
はりま姫路総合医療センターは、県立病院のなかでも、最大級となる総合病院になります。
高度な専門医療が提供できるとともに、質の高い診療・教育・研究も実施されます。
新病院の規模は、既存の2つの病院を統合した大きさで、病床数は736床になります。
床(しょう)とは、病人用のベットの数を数える用語で、一般的には病院の規模を表すときに用います。
姫路日赤病院(560床)、国立姫路医療センター(430床)、姫路マリア病院(440床)ですので、新病院は姫路市内で最大規模になります。
新病院は主に4つの建物からなり、メインの病院棟は、地上12階建てとなっています。
北側に放射線治療棟(地上2階)、南側の線路沿いには、教育研修棟(地上5階)と、立体駐車場が設置されています。
それぞれの建物は、歩行者デッキや渡り廊下で、行き来できるようになっています。
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はりま姫路総合医療センターの駐車場と料金
病院の南側には、民間の運営となっている、大型の立体駐車場(500台規模)が、設けられています。
外来患者 (会計がある場合のみ)
入庫後6時間まで100円、以降60分毎100円
※当日最大料金1,000円
一般・お見舞い・付き添い
60分毎200円
※当日最大料金1,000円
一般車両が利用できる立体駐車場は、東入口から入るようになっていました。二輪車・自転車は北入口から入ります。
こちらが、東側の道路沿いにある、東入口です。ここから立体駐車場の入口ゲートに進んでいきます。
西隣にある、アクリエひめじの駐車場を利用すると、割引対象にならないので、注意が必要です。
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姫路駅からバスで行ってみた
姫路駅から、はりま姫路総合医療センターまで、バスでアクセスしてみたので、行き方を案内します。
JR姫路駅からは、北側にある姫路城口を出て、神姫バスのりば「北5」を目指して歩いて行きます。
姫路駅バスターミナルの北側には、神姫バスのりば「北1」から「北18」まであります。
神姫バスのりば「北5」は、タクシー乗り場の近くにあります。
姫路城口から出るとすぐ左手に、タクシー乗り場が見えるので、そちらの方向に歩いていきます。
神姫バスのりば「北5」は、こちらの横断歩道を渡ってすぐの、いちばん手前にあります。
神姫バスのりば「北5」は、アクリエひめじ・県立はりま総合医療センター方面の、メインのりばとなっています。
時間帯によっては、姫路駅南口のりば「南22」からも発車しています。時刻表は神姫バス運行案内で確認できます。
姫路駅から、はりま姫路総合医療センターまでの、バス料金は220円です。
2022年4月から、本数が大幅に増便しているので、バスの利用が便利になっています。
こちらが、最寄りのバス停「県立はりま姫路総合医療センター前」です。施設の北側に到着します。
姫路駅からこちらのバス停までは、スムーズな運行状況で、約5分ほどかかりました。
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こちらが、はりま姫路総合医療センターの北入口です。バス停からは、ここが近い入口になります。
姫路駅からは、連絡通路が整備されているので、アクリエひめじを通って、徒歩でも来られますが、バスが便利だなと思いました。
はりま姫路総合医療センターまとめ
はりま姫路総合医療センターが、いよいよ開院をむかえました。
あわせて期待をするならば、最新設備を備えた病院が開院するのにともなって、名医もたくさん集めてほしいと思います。
例えば、姫路出身のお医者さんで、他都市で活躍されている方が、たくさんいらっしゃると思うので、これを機にUターンを薦めるとかできないでしょうか。
また、姫路市には医学部を併設した、大学病院がありません。都市の規模からすると、大学病院があってもよいくらいなのですが、残念なところです。
名医が集まり、大学病院で後進を育成する。そんなサイクルができて、地域全体の医療レベルが向上するといいなと思います。
※記事中の地図は、© OpenStreetMap contributorsより作成
開院日:令和4年5月1日(日曜日)
病床数:736床
※開院当初は640床。早期のフルオープンを目指す。