姫路市文化センターが移転して「姫路市文化コンベンションセンター」として生まれ変わりました。
新しくできた姫路市文化コンベンションセンターの概要と、旧姫路市文化センター閉館後の跡地について、事業計画を調べてみました。
※旧姫路市文化センターの解体工事がすすんでいたので記事を更新しました。
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姫路市文化センターが閉館して移転
手柄中央公園にあった旧姫路市文化センターは、JR姫路駅から東に700mほどの場所に移転しています。
ラヴィ―ナ姫路の南側、姫路警察署の西側ぐらいのところです。
この場所は、姫路市が整備を進める「キャスティ21イベントゾーン」のうち、西半分の区域になります。
このエリアの東側には「兵庫県立 はりま姫路総合医療センター」が整備されています。
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姫路市文化センターは、姫路市文化コンベンションセンターとして、リニューアル移転しました。
コンベンション(convention)とは
「大規模な会議」や「展示会・見本市」という意味の言葉。
コンベンションセンターでは主に、研究者たちが集まる国際会議や、企業が新製品などを発表する展示会・見本市が開催されます。
コンベンションセンターには、海外からもたくさんの人が集まるので、開催地域の経済活性化や知名度アップが期待されます。
日本で大きな施設としては、東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪などがそれにあたります。
姫路市文化コンベンションセンター概要
姫路市文化コンベンションセンターは、姫路市文化センターを拡張して移転し、コンベンションの機能を加えた、大規模施設になります。
施設は主に、北側に建設される、地上6階+地下1階の文化・交流施設と、南側に建設される地上3階建てのコンベンション・展示施設があります。
姫路市文化コンベンションセンターには、約400台の立体駐車場も併設されています。
JR姫路駅から施設までは、2階歩行者デッキ直結で行くことができます。
旧姫路市文化センターの解体と跡地
旧姫路市文化センターは、下記の日程で閉館しました。
◆姫路市文化センターが来年末で閉館 アクリエひめじに機能移転(神戸新聞)2020年12月16日より
神戸新聞の記事によると、閉館は2021年12月28日とあります。
姫路市文化コンベンションセンターが、同年9月にオープンした後、その年末に閉館となりました。
手柄山中央公園の整備計画によると、旧姫路市文化センター閉館後の跡地には、温室植物園が移転する計画になっています。
跡地にできる施設は、緑の相談所・温室植物園の機能を統合させた、新たな植物園を整備する計画です。
整備スケジュールは、手柄山整備基本計画の第2期とありますので、令和8年度以降になる予定です。
【追記2023年5月】周囲が白いフェンスに囲まれて、旧姫路市文化センターの解体工事が、すすんでいました。
フェンスの一部が透明になっており、隙間から解体工事の様子が見られます。
解体工事の期間は、令和4年12月21日~令和6年12月13日となっています。
新しい植物園が楽しみ
手柄山の施設が新しくなるのが楽しみですね。スポーツ施設ができたり、駅ができたりで、周辺が一変します。
手柄山のリニューアルを機会に、姫路に訪れる方が増えて、経済が活性化するといいなと思います。
手柄山温室植物園(姫路市)の移転先はどこ?緑の相談所は?再整備計画を調べてみた